2016年09月08日
美術史 レオナルド・ダ・ビンチの絵
ずいぶん前のことですが、フランスのパリにあるルーブル美術館に行ってきました。フランスでは、こことオルセー美術館には行くことにしていました。今日はそのうち、レオナルド・ダ・ビンチについてのお話です。
彼はイタリア生まれです。当時のイタリアでは古代のローマやギリシャの時代の文化を見直し、人間を見つめ直す動きが文化の主流となった時代、つまりルネサンス(文芸復興)の時代でした。
彼は、14歳の頃、当時栄えていた街のフィレンチェで、画房に弟子入りしています。すぐに頭角を現し、助手役のはずの彼は師匠よりも上手に人物を描いた話があります。
20歳の頃には、美術の資料集にも掲載されている作品を描いています。なかでも「受胎告知」は彼ののちの絵の特徴が現れている作品です。
その後も名作を次々に製作します。なかでも手元に置き、納得のいくまで描き続けた作品が「モナ・リザ」です。
ルーブル美術館でもこの作品は代表作といえ、その絵の周りには人があふれています。とても広い美術館で、どの場所もゆったりと絵を眺めることができるのですが、ここだけはひっきりなしに人が部屋に入ってきて、人がとぎれることがなかなかありません。
この作品は他の絵にはない特別扱いです。厚い防弾ガラスに覆われています。他の作品もいずれも国宝級の絵がめじろ押しですが、いたってどの絵も飾り気なくそのままでかけられています。彼の他の絵は顔をいくらでも近づけてみることができるぐらいです。
しかし、この絵だけはものものしい警備がされており、警備員も目を光らせていました。
この絵の裏には、この絵を管理するための部屋があります。ここで、絵の状態を一定に保つために、専門家たちが監視できるようになっています。
なぜこの絵だけ厳重に管理されているのでしょう。もちろん、この絵が世界でも有名な絵のひとつであることにちがいはないのですが、この絵には逸話が残っています。
それはこういう話です。以前は警備はこんなに厳重ではなかったようで、あっさり盗まれました。探し回ったあげくに、田舎のホテルのベッドの下から見つかりました。
その絵が今日ルーブル美術館に飾ってある絵です。有名な絵ですから模写や贋作(がんさく、にせもののこと)が多くあります。なかにはルーブル美術館の絵は偽物で、自分の絵が本物だといいはる収集家もいるぐらいです。
いまではフランスはこの絵を国の至宝として大切に管理しています。日本にもむかし展示でやってきました。フランスにとっては特別なことで、日本の文化に敬意を払うフランスならではの好意で行われました。
彼はイタリア生まれです。当時のイタリアでは古代のローマやギリシャの時代の文化を見直し、人間を見つめ直す動きが文化の主流となった時代、つまりルネサンス(文芸復興)の時代でした。
彼は、14歳の頃、当時栄えていた街のフィレンチェで、画房に弟子入りしています。すぐに頭角を現し、助手役のはずの彼は師匠よりも上手に人物を描いた話があります。
20歳の頃には、美術の資料集にも掲載されている作品を描いています。なかでも「受胎告知」は彼ののちの絵の特徴が現れている作品です。
その後も名作を次々に製作します。なかでも手元に置き、納得のいくまで描き続けた作品が「モナ・リザ」です。
ルーブル美術館でもこの作品は代表作といえ、その絵の周りには人があふれています。とても広い美術館で、どの場所もゆったりと絵を眺めることができるのですが、ここだけはひっきりなしに人が部屋に入ってきて、人がとぎれることがなかなかありません。
この作品は他の絵にはない特別扱いです。厚い防弾ガラスに覆われています。他の作品もいずれも国宝級の絵がめじろ押しですが、いたってどの絵も飾り気なくそのままでかけられています。彼の他の絵は顔をいくらでも近づけてみることができるぐらいです。
しかし、この絵だけはものものしい警備がされており、警備員も目を光らせていました。
この絵の裏には、この絵を管理するための部屋があります。ここで、絵の状態を一定に保つために、専門家たちが監視できるようになっています。
なぜこの絵だけ厳重に管理されているのでしょう。もちろん、この絵が世界でも有名な絵のひとつであることにちがいはないのですが、この絵には逸話が残っています。
それはこういう話です。以前は警備はこんなに厳重ではなかったようで、あっさり盗まれました。探し回ったあげくに、田舎のホテルのベッドの下から見つかりました。
その絵が今日ルーブル美術館に飾ってある絵です。有名な絵ですから模写や贋作(がんさく、にせもののこと)が多くあります。なかにはルーブル美術館の絵は偽物で、自分の絵が本物だといいはる収集家もいるぐらいです。
いまではフランスはこの絵を国の至宝として大切に管理しています。日本にもむかし展示でやってきました。フランスにとっては特別なことで、日本の文化に敬意を払うフランスならではの好意で行われました。
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