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車の売買マイスター
昔は車も文章を書くのも好きではありませんでしたが、あるきっかけを機に車業界に就職。  そこで勉強をしながら文章を書いていくうちに、見てもらう方に楽しんでもらうことが楽しくなったクルマとブログを愛する男です。 現在のクルマ業界は、嫌な客ほど得をするシステムになっております。言いかえると、ゴネたもん勝ち。 なんかおかしくないですか?? 普通に商談をされて、良いお客さんほど損してるわけですから。皆さんも少しだけクルマ売買の知識を知って、上手なカーライフを送りましょう。 現在も車関係に勤めながら、ちょっとした裏側の世界を楽しんでもらえればと思っています。
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2016年03月10日

車が高く売れない理由

相場が下がりやすい輸入車セダン


車には相場が下がりやすい車種があります。

今現在で具体的に言うと、輸入車のセダンが候補に挙がります。 ひと昔前であれば、輸入車というのは下がりにくく、それでいてステータスが高い乗り物でありました。 

それが、なぜ最近はそのような傾向がなくなってきたかというと、

「タマ数が豊富になり、中古市場にゴロゴロしてきた」

ということ。 特に距離の走っていない車の数が豊富に出てきたため、新古車というものが当たり前になってきました。だから、新車で買ったばかりで手放そうとすると、非常に値が付きにくい。 新車で1000万円オーバーの個体も1年経てば、考えられないくらい目減りします。 というか、買った次の日に手放しても酷いものです。

このような個体を

「新車と同じくらい高く売りたい!」

と願っても無理です。 相場が決まっている以上、買取額の限界があります。 もし、新車を買ったならば、せめて5年くらいは乗った方がいいですよ。 買取り金額を知ったら驚きますから・・・


車が高く売れないということは、買いはチャンス

輸入車セダンの新古車の値段が付きにくい。 ということは、買う側にとっては非常にチャンスであります! 是非、相場を調べて、お買い得に変える新古車を見つけてみてください。 

相場の波というのは、昔は緩やかに右肩下がりが一般的でした。 今は買った瞬間にガクッと下
がり、そこからは緩やかに下がり続けます。 

車種によっては全く下がらない車もありますが、それは本当にごく一部の人気車種だけ。 最近は供給が多すぎて、市場に溢れすぎている感じもしますからね。 

ですので、

 「自分の車が高く売れない!色々なところで試しているのに・・・」

とお悩みの方は、売り方や交渉術が悪いのではなく、そもそも自分の車の価値が暴落していることも考えられます。 そうした場合は、考えていてもどうしようもありません。

もし、色々な買取り店・一括査定・オークション代行・ヤフオク等で全く目標金額に届きそうにない場合は、「諦めて手放す」、or 「乗り続ける」 の2択しかありませんので、覚悟を決めましょう。 そして、車は時間が経てばたつほど価値が下がっていく。 
 
自分の愛車を高く売りたいと誰しもが思うこと・・・ですが、上手くいかないときもあります。車の価値って株と同じで、なかなか動向を読むことが出来ません。 

これがわかれば私の仕事も安泰なのですけれどね・・・
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