2017年09月10日
撮影記 82;箱根 芦ノ湯温泉「松坂屋本店」その2
箱根の超老舗「松坂屋本店」で館内撮影をしました。
ここ箱根の芦ノ湯温泉は、国道一号線の中では標高が最も高いところにある温泉としても有名ですが、それだけでなく、*泉質(非常に多くの成分)、**湯量(捨てるほど?)をとってみても最高レベル、歴史的にも非常に古く江戸時代以前からと言われる貴重な温泉だと言われます。
* 含硫黄−カルシウム・ナトリウム・マグネシウム−硫酸塩・炭酸水素塩泉( 硫化水素型 )( 旧泉質名 含重曹−石膏硫化水素泉 )弱アルカリ性 低張性 高温泉
** 毎分260L (源泉掛け流し)
改装したての主にパブリック部分は、基本的に明治ロマン的な造作を活かしつつ、良い意味でのレトロ感が溢れ、かつ清潔感も兼ね備えた雰囲気となっていました。
しかし「松坂屋本店」敷地内は、なんと七千坪余とのこと。パブリック部分だけでは、全体のごく一部分でしかありません。前回撮影時には、私はここまでしか入っていませんでしたから、今回さらに奥を見ることができ、この老舗旅館の凄さ・奥深さなどに感動を覚えた次第です。
敷地がいったいどの辺りまでなのか、おそらく見えているところはそうなのでしょうか。殆ど把握しきれません。山ばかりのこの箱根で、ほぼ平坦なこれだけの敷地を有する旅館は、今では本当に少なくなったと思います。館内も横に広く、盾は基本的に二階までという贅沢な造りです。
前回の撮影では、施設のごく一部しか撮影してませんでしたので、今回は奥の部分であります客室や大浴場などをちょっとご紹介させてください。
大浴場は二つありますが、大きい方です。お風呂の広さはかなりのものです。また、内風呂でありながら、緑に囲まれた感に溢れていました。他に、やや小さめの大浴場、貸切家族風呂二つ、がありました。
客室2例です。昨今の宿と異なるのは、部屋が皆異なるという特徴です。
露天付き客室もあります。下は、客室の露天なのですが、本当に広い、広すぎる!
奥の白っぽい造作はなんと足湯です。
上の客室の縁側です。こうした景色は、何もこの部屋だけではありません。
通路脇に設けられた資料室 レトロ感いっぱいの渡り廊下
木戸孝允公、西郷隆盛公の銘が刻まれた石碑 明治2年とあります。
お休み処 本物の古民家造り 客室名の木札
少しでも雰囲気がお伝えできましたら幸いです。
最後まで誠に有難うございました。
最後まで誠に有難うございました。
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