地方カメラマンの気まぐれ日記

今日は、日曜日。
午前中は良い天気で、予報が外れたかと喜んだが、
やはり午後から雨が降ってきてしまった。
だが春らしく、寒くない雨であり、久々のお湿りでもあり、気分が落ち着いてよいものである。
花粉症の我が鼻にもとてもよい。

外へ出られなくなったので、ブログでも書くか。
ということで少し前に撮影に行ったところで、勿体ないことに、お客がちょっと少ないようであり、
明らかに過小評価されてしまっていて、気になっていたホテルのご紹介です。


これは「三保シーサイドホテル福田家」さんの外観と富士山です。

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静岡市の三保半島先端近くの海沿いにあります。ご覧のような富士山をバックに外観を撮影できる稀有なホテルなのです。今迄このような富士山との２ショット写真を殆ど広告に使用しておられません。
不思議です。
これだけでもかなりな長所のはずです。
けっして建物は新しくはない。でもそんなに古くもない。
十分普通ですし、魅力は他にもいっぱいあります。

1. 料理に特徴あり
2. 露天風呂や客室からの海や夕日の眺望
3. 三保の松原の中という環境の良さ

まず１料理について。

料理は社長さんの力の入るところです。
目玉は、＜マグロ＞＜手打ち蕎麦＞＜地物食材主体＞というもの。
＜マグロ＞は、清水港直送の質の良いものを使用し、しかも世間一般より多めに盛り付けられている。
＜手打ち蕎麦＞は、実は社長自ら蕎麦職人で、石臼でそば粉を挽き、手打ちしたものである。何しろ打立てで香り高い本物の蕎麦は、なかなか味わえない貴重品。（ざる蕎麦もあります。）
食材全般は、近辺のものを優先的に使用しているという。
他にも私がとりわけ感心してしまうのが、「天婦羅」。ここの天婦羅は、下に敷いた天紙に油染みがほとんどでないものです。多くの施設で料理撮影していても、こうした天婦羅はあまり見たことがない！食べてみるととても軽くサクサクで、おそらくカロリーも低くてヘルシーなはず。
どうしたらこのように揚げられるのかを、社長さんに尋ねたことがありましたが、残念ながら聞いてもよく理解できませんでした。言葉で表せないコツというやつでしょうか。
料理は、決して派手さのないものながら、食べれば満足度の高い内容であると思います。
（下は、蕎麦を打つ社長と石臼）






2,露天風呂や客室からの海や夕日の眺望
ここの夕日がまた綺麗なのです。

過半数の客室および、２階の露天風呂などからバッチリ望めます。（上写真は地面から撮ったものですが）
また、遊覧船の船着場がすぐ目の前にあります。

3,世界遺産「三保の松原」の中という好環境
散策に最高のロケーションで、海・富士山・松原と要素が揃っていますし、数分で「羽衣の松」もあります。きっと詩情あふれる風景が楽しめます。
また、ホテル陸側の目の前に、東海大学海洋科学博物館もあります。

素人の私でさえ、こんなに魅力を感じるホテルなのですが、惜しむらくは、
宣伝不足！
折角、写真撮影させていただいているのに、それらがほとんど有効に使われていないですし。
私もやっとのことでブログを書く程度のアナログ人間ですが、
ここの社長は、本当にいぶし銀のアナログ人間であり、
何度も「今は、印刷物よりも圧倒的にネットの時代なのですよ」と力説するも、ほとんど理解してもらえないでおります。
信じられますでしょうか？　最近までホテルの公式ホームページさえなかったようです。
長いお付き合いなので、と心配でなりません。

決して悪いホテルなんかではないのです。むしろ誠実すぎて、ただ不器用すぎて、というだけなのです。
このままではジリ貧かと。
家族経営的なので若干サービス不足の感はありますが、その分気兼ねなくのんびり過ごせるというものです。
ご興味がある方、ぜひ泊まってあげてください。決して損はないと思います。

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それから、三保は温泉が殆どないので、こちらのお風呂は、我が伊豆半島からはるばる源泉をタンクローリーで運んで入れているのだそうです。
最後になりますが、さらに施設などの写真を数点アップいたします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました！









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