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2024年12月02日

世界は西側諸国に因って壊され居る

「21世紀のレポート」を読んで、人間という生き物の卑しさをつくずく感じた。
1957年の書籍で想像された技術を21世紀に生きる私が観て驚くほど67年前のソヴィエトの科学者は平和的な科学の進歩を考えていた。
高周波電流について考えてみても現在の技術、例えばレーザー光線などの光学兵器は実現している。
当時の科学者は、レーザー光線をトンネル掘削、土木などの技術に利用する事を考えていたが、現代では軍事的な利用でのみ発展している。
また、リニアモーターカーなどの事も既に考えられている。
最近話題の電子トローリ・バス等も、道路の舗装の下50cm程に電気ケーブルを敷き、高周波電柱での駆動する車両を67年前に考えていた。
制御は100メートル間隔で高周波電流の制御担当の集積回路のポイントを作り、電子トローリ・バスが通る都度、電流を供給する仕組みで、街路灯よりも電気を食わない仕組みのようだ。
ある意味、現在の電子工学は間違った方向に進んでいるのかも知れない。
原子力発電という大量の電力を消費する未来は間違って居るという発想もあった。
現在の何でも大量生産・大量消費という無駄な考えがそうした愚かな科学進歩に道を誤らせた様だ。
1990年代にインターネットが一般民間人でも利用できるようになると、爆発的にその技術を利用する開発が行われた。
そして、個人ごとの端末がほんの数十年で当たり前になった。
しかし、当時の科学者は現在の5Gの様な愚かな技術の進み方は考えて居なかったようだ。高周波電流での通信の発展は想定していたが、電子レンジの様な帯域で通信を行う発想はない。
基本的に有線での通信を考えていたようだし、高周波電流の危険性も当時の科学者は充分に理解していた。
アメリカという国がソヴィエトから高周波電流の技術を盗んだことも記載されていた。
やはり、西側の技術はソヴィエトから盗んだモノが多いようだ。
技術は人間が幸福に近づくための智慧の集まりだ。
アメリカやイスラエルなどの国々では、他国を抑えつけるための道具にしか使わない。
昔、COCOMという東側への科学技術の流出を制限する制度があったが、元々ソヴィエトの技術を盗んでの発展だったことが1957年での書籍で明らかになった。
事実を知れば知るほど、世界は西側諸国に因って壊され居る。


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サダー・パリブータ
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