2013年02月16日
遺跡俯瞰
現在発掘中の遺跡の写真を山上から撮影してきました。
家の裏山をトコトコ登ること10数分、地上から約120mぐらいの場所から撮影しました。
ブルーシートの掛かっている部分がそれになります。
長辺約60m、短辺5m〜7mと細長い長方形の現場となっています。
改めて、この遺跡は海から10数キロ内陸に入った、標高25mの地点にあります。
河岸段丘という自然の緩やかな丘陵の上に位置する遺跡で、
今から7000年前の縄文時代前期から800年程前の中世に渡る遺跡です。
縄文時代ではここで人が活動した生活の痕跡、土器、石器等が発見され、
鎌倉時代では、遺物の他に建物の柱の跡などが発見されました。
前を流れる川は梅雨や台風の時分にはよく氾濫して、この辺りは冠水してしまいます。
素人の私からすれば、ダムや堤防のない時代に、この場所でよく生活できたものだと感心します。
調査から、川筋は多少の変化は有ったようですが、
基本的に古代からここを流れているのは変わらないようです。
毎日、そんなこんなを想像しながら発掘していますが、私の勝手な想像なので
見当外れもいいところじゃないかと思います。
また、一昨年の第1期発掘時の写真をご紹介します。
上の写真は縄文時代前期末の土器の破片で、この時代のものになると、かなり脆い状態です。
この時代では砂岩のたたき石や磨石の他、石斧等の石器もいくつか出土しました。
今回の発掘場所は前回のすぐ隣です。
今の発掘状況はあまり詳しくご紹介できませんが、多少の条件の違いはあれ、
興味深い遺物が出土しています。
また、機会があればご紹介させていただきます。
家の裏山をトコトコ登ること10数分、地上から約120mぐらいの場所から撮影しました。
ブルーシートの掛かっている部分がそれになります。
長辺約60m、短辺5m〜7mと細長い長方形の現場となっています。
改めて、この遺跡は海から10数キロ内陸に入った、標高25mの地点にあります。
河岸段丘という自然の緩やかな丘陵の上に位置する遺跡で、
今から7000年前の縄文時代前期から800年程前の中世に渡る遺跡です。
縄文時代ではここで人が活動した生活の痕跡、土器、石器等が発見され、
鎌倉時代では、遺物の他に建物の柱の跡などが発見されました。
前を流れる川は梅雨や台風の時分にはよく氾濫して、この辺りは冠水してしまいます。
素人の私からすれば、ダムや堤防のない時代に、この場所でよく生活できたものだと感心します。
調査から、川筋は多少の変化は有ったようですが、
基本的に古代からここを流れているのは変わらないようです。
毎日、そんなこんなを想像しながら発掘していますが、私の勝手な想像なので
見当外れもいいところじゃないかと思います。
また、一昨年の第1期発掘時の写真をご紹介します。
上の写真は縄文時代前期末の土器の破片で、この時代のものになると、かなり脆い状態です。
この時代では砂岩のたたき石や磨石の他、石斧等の石器もいくつか出土しました。
今回の発掘場所は前回のすぐ隣です。
今の発掘状況はあまり詳しくご紹介できませんが、多少の条件の違いはあれ、
興味深い遺物が出土しています。
また、機会があればご紹介させていただきます。
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