2013年06月23日
マツヨイグサ
県内では今年の梅雨の降雨量は少なく、
河川上流のダムでは貯水量がほとんどなくて、
取水制限が布かれています。
そんなことをよそに晴れた日に
久しぶりに海を見に行きました。
海開き前とあって、人はほとんどいなくて
砂浜から釣りをしている人を見かけるくらいでした。
海を眺めながら堤防沿いの狭い車道を歩いていると、
ポリ袋に入ったゴミが捨てられていて、
そこを通りかかった、老人が不機嫌そうに、
「こんなところに捨てやがって」
と持っていた杖でゴミを突いていました。
しばらく歩いてから、一旦車に戻り、
カメラを取りだして、今度は砂浜を歩いてみました。
以前は、空き缶やペットボトル、
それから、花火の燃えカスなどが散乱していましたが
砂浜にはゴミがひとつも落ちていませんでした。
だれかが拾い集めていることは容易に想像できました。
どこまで歩いてもゴミは落ちていませんでした。
すると先ほどの老人が杖をついて砂浜をこちらに歩いて来て、
「夕方が来たらそのあたりに黄色い花が咲く」と杖で
浜の草が茂っている所を指して教えてくれました。
「何という名前の花ですか?」と尋ねると
「名前は知らんが綺麗な花で、夕方の6時ぐらいから1時間程咲く」
と教えてくれました。
その時はまだ陽が高く花は咲いていませんでした。
私は教えてくれたことにお礼を言って、
改めて見に来ると言って、老人と別れました。
もしかしたら、この老人が砂浜のゴミを拾ったのかも知れないな
と思いました。
私はあくる日の夕方、また砂浜にやって来ると黄色い花が咲いていました。
河川上流のダムでは貯水量がほとんどなくて、
取水制限が布かれています。
そんなことをよそに晴れた日に
久しぶりに海を見に行きました。
海開き前とあって、人はほとんどいなくて
砂浜から釣りをしている人を見かけるくらいでした。
海を眺めながら堤防沿いの狭い車道を歩いていると、
ポリ袋に入ったゴミが捨てられていて、
そこを通りかかった、老人が不機嫌そうに、
「こんなところに捨てやがって」
と持っていた杖でゴミを突いていました。
しばらく歩いてから、一旦車に戻り、
カメラを取りだして、今度は砂浜を歩いてみました。
以前は、空き缶やペットボトル、
それから、花火の燃えカスなどが散乱していましたが
砂浜にはゴミがひとつも落ちていませんでした。
だれかが拾い集めていることは容易に想像できました。
どこまで歩いてもゴミは落ちていませんでした。
すると先ほどの老人が杖をついて砂浜をこちらに歩いて来て、
「夕方が来たらそのあたりに黄色い花が咲く」と杖で
浜の草が茂っている所を指して教えてくれました。
「何という名前の花ですか?」と尋ねると
「名前は知らんが綺麗な花で、夕方の6時ぐらいから1時間程咲く」
と教えてくれました。
その時はまだ陽が高く花は咲いていませんでした。
私は教えてくれたことにお礼を言って、
改めて見に来ると言って、老人と別れました。
もしかしたら、この老人が砂浜のゴミを拾ったのかも知れないな
と思いました。
私はあくる日の夕方、また砂浜にやって来ると黄色い花が咲いていました。