東京から、親戚のお姉ちゃん家族が帰省しました。

お姉ちゃんの実家に食事に招かれた後、私の家に来て、

近くの神社にある滝に出掛けました。

お目当ては魚獲りで、去年もお姉ちゃんはここを訪れ、熱心に魚を獲ろうとしましたが、

わずか２、３匹しか獲れなかったので、今年こそリベンジをと意気込んでいました。

お姉ちゃん、娘さん、お母さん、そして私の母、役には立ちませんが、私もついて行きました。

今年は魚は岩の奥に潜んでいるらしくまったく獲れず、

そのかわりエビをたくさん獲ることができました。



網を持つのはもっぱら、お姉ちゃんと私の母、お母さんはすくい上げられたエビを

バケツに入れる役で、娘さんは中耳炎にもかかわらず、

冷たい水の中で頑張っていました。

私は水の中に首まで浸かって何もしないで涼んでいました。

かなり長い時間過ごしたので、太陽も少し傾きかけて、水が更に冷たくなり、

娘さんと私は水から上がりましたが、お姉ちゃんと母は相変わらず熱心にエビを獲っていて、

帰る様子はありませんでした。

岸の３人は口数が減ってしまい、無邪気なふたりを見守るばかり、

そこに、にわかに雲が出てきて、雨が降って来て、ようやく、帰ることになりました。

エビはバケツの底が黒くなるほど獲れて、家に持って帰り、天ぷらにしてみんなで食べました。

何もしていない私がいちばんたくさん食べたような気もしますが、

とにかく、うどんやそばにのせたいくらい美味しかったです。

なんだか、夏休みの絵日記のようになってしまいました。