2019年08月18日
映画はその一部に過ぎなかった・・・マンガ「風の谷のナウシカ」
風の谷のナウシカ(7巻セット) トルメキア戦役バージョン (アニメージュコミックスワイド版) 価格:3,380円 |
ジブリ映画「風の谷のナウシカ」はテレビで何度も放送されているため、知らない人は少ないと思います。
私はナウシカの映画が大好きで、主人公の「ナウシカ」が世の中で当たり前になっていることに疑問を持ち、正しいことは正しいと言えて行動する姿にいつも力をもらっています。
実は、映画「風の谷のナウシカ」にはマンガがあります。マンガと映画には内容や物語構成に違いはありますが、映画はマンガを「ギュギュッ」と一生懸命短縮したものになっている感じです。また、マンガは7冊完結ですが、映画はマンガで描かれている物語の1/3も描かれていません。そのため、マンガを読むと映画が物足りないものに感じてしまいます。(・・・映画が物足りないのではなく、マンガの内容が深過ぎて凄いのだと思います。)
マンガの内容は、「ナウシカ達が住む世界」の本質にドンドン迫って行くものになっており、ナウシカ達の心の成長も同時に描かれています。また、現実世界が抱える問題・課題や未来への警告を重ね合わせた内容になっているため、「私たちがやらなければならないこと(≒物語終盤で見えてきます)」や「人類が目指すべき姿(≒ナウシカ)」がそのまま描かれているようでした。
過去のエゴに縛られてはいけない。
過去の過ちは反省しなければならないが、過去を責めても現代の課題解決には繋がらず、良い未来は築けない。
良い未来は、みんなが未来思考を持ち、現代の課題解決に取り組み行動することで築くことができる。
過去は変えられないが、未来は変える(築く)ことができる。
このマンガは、大人が興味深く読むことができるマンガだと思います。読み進む度に考えさせられるため、読むのには時間がかかりますが、是非読んで欲しいマンガです。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/9090131
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック