2015年02月17日
第3子・次男の出産@
第1子は予定日から5日超過、第2子は予定日から3日超過でした。
お産の傾向は似る人が多いそうで、私の場合も第3子も予定日を超過しました。
予定日超過3日目。
お産が早く進むから、兆候があったらすぐ!病院へ!!
・・・と色々な人から言われて緊張していましたが、予定日を過ぎたあたりで緊張疲れして緊張が無くなりました。
もう、なるようになるわ。
そんな心境でした。
総合病院でお産がなかなか進まない人は、深夜に階段を上り下りさせられたり、スクワットさせられたりするらしいと友人より聞いていたので、そこは少し不安でした。
(総合病院【第3子出産】と個人病院【第1,2子出産】比較はまた後日書く予定です)
予定日超過3日目は、いい天気でした。
野菜を植える時期でした。
その年は小さい畑に色々植えてみたい年だったので、どうせ病院でスクワットさせられるくらいなら、野菜を植えて身体を動かそうと思い、家族でトマトなどの苗を買って畑に向かいました。
夫が耕し、私は5歳長男とマルチを引きました。
3歳長女も加わり、皆でトマト、キュウリ、ナスの苗を植えました。
それから草むしりや水やりも済ませ、家族は土と戯れた満足感で一杯でした。
その光景で一つだけ異様だったのは、畑仕事の中に予定日を超えた大きなお腹の妊婦が一人、紛れていたことでしょうか。
畑仕事・・・第1子の時なら、やらなかったと思います。
経産婦、それも3人目出産となると、逞しくなるものですね。
陣痛が来たのはその日の夜でした。
夕ご飯を食べた辺りから、僅かに鈍痛が。
ああ、来たのかな。
と思いました。
畑仕事、効果てき面だな、と思いました。
それでも物凄く微弱な痛みだったので、そのまま子どもの寝かしつけをしました。
寝かしつけが済んだ時も痛かったので、病院に電話し念のため行く旨を伝えました。
今回も夫は立ち合い出産の予定でしたが、既に寝ている子供二人を起こして連れて行くわけにも行かないので、自分一人で行くことになりました。
破水の兆候は無かったので、シャワーを浴び、歯磨きをして、準備していた荷物を揃えてタクシーを呼びました。
タクシーが到着し、夫が先に荷物を持って玄関を出ます。
その後ろ姿を見ながら、少し泣きそうになりました。
やはり、不安でした。
「行ってくるね」
と言いました。
夫の返した言葉を覚えていないので、やっぱり余裕が無かったのだと思います。
言葉すくなに別れを交わし、私はひとりタクシーに乗り込みました。
タクシーが出発した時、振り返りませんでした。
お腹が大きくて振り返ることができませんでした。
夫はきっと、タクシーが見えなくなるまで見送っていたことと思います。(美談)
タクシーの中で思いました。
さあ、いよいよだ
まるで決戦に向かう戦士のような気持ちでした。
確かに、お産は戦いです。敵は痛みです。
第3子出産のお産の始まりは、気持ちだけは猛者と化した経産婦の夜のドライブから始まったのでした。
Aへ続きます。
お産の傾向は似る人が多いそうで、私の場合も第3子も予定日を超過しました。
予定日超過3日目。
お産が早く進むから、兆候があったらすぐ!病院へ!!
・・・と色々な人から言われて緊張していましたが、予定日を過ぎたあたりで緊張疲れして緊張が無くなりました。
もう、なるようになるわ。
そんな心境でした。
総合病院でお産がなかなか進まない人は、深夜に階段を上り下りさせられたり、スクワットさせられたりするらしいと友人より聞いていたので、そこは少し不安でした。
(総合病院【第3子出産】と個人病院【第1,2子出産】比較はまた後日書く予定です)
予定日超過3日目は、いい天気でした。
野菜を植える時期でした。
その年は小さい畑に色々植えてみたい年だったので、どうせ病院でスクワットさせられるくらいなら、野菜を植えて身体を動かそうと思い、家族でトマトなどの苗を買って畑に向かいました。
夫が耕し、私は5歳長男とマルチを引きました。
3歳長女も加わり、皆でトマト、キュウリ、ナスの苗を植えました。
それから草むしりや水やりも済ませ、家族は土と戯れた満足感で一杯でした。
その光景で一つだけ異様だったのは、畑仕事の中に予定日を超えた大きなお腹の妊婦が一人、紛れていたことでしょうか。
畑仕事・・・第1子の時なら、やらなかったと思います。
経産婦、それも3人目出産となると、逞しくなるものですね。
陣痛が来たのはその日の夜でした。
夕ご飯を食べた辺りから、僅かに鈍痛が。
ああ、来たのかな。
と思いました。
畑仕事、効果てき面だな、と思いました。
それでも物凄く微弱な痛みだったので、そのまま子どもの寝かしつけをしました。
寝かしつけが済んだ時も痛かったので、病院に電話し念のため行く旨を伝えました。
今回も夫は立ち合い出産の予定でしたが、既に寝ている子供二人を起こして連れて行くわけにも行かないので、自分一人で行くことになりました。
破水の兆候は無かったので、シャワーを浴び、歯磨きをして、準備していた荷物を揃えてタクシーを呼びました。
タクシーが到着し、夫が先に荷物を持って玄関を出ます。
その後ろ姿を見ながら、少し泣きそうになりました。
やはり、不安でした。
「行ってくるね」
と言いました。
夫の返した言葉を覚えていないので、やっぱり余裕が無かったのだと思います。
言葉すくなに別れを交わし、私はひとりタクシーに乗り込みました。
タクシーが出発した時、振り返りませんでした。
お腹が大きくて振り返ることができませんでした。
夫はきっと、タクシーが見えなくなるまで見送っていたことと思います。(美談)
タクシーの中で思いました。
さあ、いよいよだ
まるで決戦に向かう戦士のような気持ちでした。
確かに、お産は戦いです。敵は痛みです。
第3子出産のお産の始まりは、気持ちだけは猛者と化した経産婦の夜のドライブから始まったのでした。
Aへ続きます。
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