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2015年08月27日

また今度ね

お母さん、一緒におうちごっこしよう。
お母さん、一緒に工作しよう。
お母さん、一緒にかくれんぼしよう。

「また今度ね」

と、私は子どもに言う。




お母さん、見て見て!
お母さん、聞いて!

「後でね」

と、私は子どもに言う。







でも、「今度」も、「待った後」も、殆どやっては来ない事を私は知っている。
「また今度ね」は、子どもがその欲求をすぐに忘れてしまうのを利用した、その場しのぎの大人の嘘なのだ。
「果たされない約束」はどんどん降り積もっていく。
シャボン玉みたいにはじけて消えていった子どもたちの「お母さん、コレやろう」達。
子ども達にも「大人はズルくて嘘つきだ」と、そのうち気づかれるのだろうか?



「後でね」も、大体同じである。



子どもの際限のないあふれ出る欲求を、全て受け止めきれるものではない。
だけどせめて、出来る可能性をチラつかせた「守らない約束」ではなく、「できない」ときちんと伝えたい。

ズルい大人に、なりたくないのだ。









なんて、考えていた日常です。
そんな日々の忙しいある朝、私は3人の朝食&身支度に追われ、自分の食事を取る間も無く動いておりました。
そこに長男がマイペースなテンションで話しかけてきます。

「お母さん見て〜」
「これがね、こなってこうなってこうなるから、こうなんだよ〜」

と、おもちゃの説明を始めます。

「ごめん、今忙しくて、聞けないよ」

と言いました。

でも、長男は自分の話したい気持ちが大きかったのか、まとわりついてきます。

「おかあさん、これがね、これでね、これが・・・」

だーかーらー!!!
「お母さんご飯も食べずに用意してるんだけど!聞けないって言ったじゃん!!」

と、大きな声を出してしまいました。

長男は

「ごめん」

と言いました。




ああ・・・そんなにキレる事なかったな

と思いました。




「うん、また今度聞くからね」

とでも言えば良かった、と思いました。

ズルかろうが守れない約束だろうが、その時の気持ちが真実ならば、いいんじゃないかなと思いました。
「その場しのぎ」も上手に使っていかなくては、身がもちません。

やっぱり「また今度ね」は使っちゃうと思います!



色々と心揺れ動いた育児観でした。


















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