全国吹奏楽コンクール中止: いきいき人生

2020年05月13日

全国吹奏楽コンクール中止

5月10日に今年秋の全国吹奏楽コンクール中止というニュースが話題になっていましたが

コンクールが無いなら部活辞める。という人がいたり、学校が休校なのに、

吹奏楽はコンクールのために密閉された室内に、大人数が集まり管楽器だから飛沫しまくり

三密で練習させられていて、感染が怖いから部活に行きたくないけど顧問が強要する

と非難の声も上がっていました。

感染リスクがある行為を強いるのは犯罪にあたります。

だから、このコロナが収束していない現状、

中止を早めに判断してアナウンスすることは良い判断だったとおもいます。

自衛隊の音楽隊とは違って、部活での吹奏楽には大人のドロドロした事情に子供を利用し

子供を犠牲にしている現状を見ていて非常に問題だと思っていましたが

感染リスクを伴う行為を強要して子供の命を危険にさらしているから大反対でした。

しかし、自宅で楽器を吹く、楽器演奏をする、音楽を聴く、オンラインレッスンを受ける、

練習に励む行為などとくに感染リスクを伴わない行為によって楽しむこと

悪いことではない。自責の念を感じることもないし、むしろストレス耐性を上げる、

免疫力を高める行為だと思います。

自衛隊のメンタルケアを担当する心理教官の話によれば

戦場では1か月で第1段階、2か月で第2段階、3か月で第３段階に進むということでした。

この、蓄積疲労の3段階表によれば、コロナショック、ずっとストレスが持続していくと

通常なら外に出ていることで発散され、溜めずに回復でいることでも、回復できなくなり、

海外の強いロックダウン下では自殺者や、家庭内暴力が問題になっているように

最悪、仕事を辞めたい、いなくなりたい、死にたい、というところまで

鬱状態が進むということなんですよね。

軍隊では音楽隊がいるのは、実はストレス対策、自殺予防対策なんだということ。

だから、この第３段階に進まないように楽しむことに自責を感じないことが大切です。