2018年06月02日
暗い場所でも綺麗に撮影する方法。
今回は一眼レフカメラで、暗い場所でも綺麗に撮影する方法について。の投稿です。
スマホで撮影する場合もそうですが、カメラにはオート機能がついてますので、
暗い場所で撮影しても、自動的に明るさを補正して撮影できます。
だがしかしですね、このオート機能、便利ではあるんですが、
ノイズが多く発生してしまうことがあります。
なぜかといいますと、オート機能で撮影しますと、
「ISO感度」を結構アゲアゲで撮ってしまいます。
このISO感度を上げるほど、ノイズが目立ってしまうんですね…
では、ISO感度を上げずに明るくすることは可能か?
一応可能です。
@シャッタースピードを下げる。
シャッタースピードを下げると、シャッターが開いている時間が長くなり、
光を取り込める量も増えますので、明るくなります。
ただし、シャッターが開いている間の被写体の動きを全て捉えてしまうので、
シャッタースピートが遅ければ遅いほどブレブレの写真になってしまいます。
ぎりぎり手ぶれしないシャッタースピードとしては1/125秒前後あたりが限界ではないでしょうか。
三脚などを使ってカメラを固定すれば、シャッタースピード下げてもブレない写真が撮れます。
(被写体が動いていればもちろんブレます)
A絞りを開放する。
レンズの中には複数枚の羽根状の板があり、これが重なり合って開いたり閉じたりします。
開けば開くほど明るくなります。これがどれだけ開いているかを表した数値がF値といいます。
F値は数字が小さいほど明るくなります。例えば単焦点レンズはF値が小さく明るいレンズで知られています。
数値としてはF1.4とかF1.8あたりがよくみられます。
24−105mmの標準ズームレンズなどのF値は明るいものだとF2.8ですが、標準のものですと
F3.5−F5.6ですね。
F値は開放すればするほど被写界深度が浅くなります。(ピントの合う範囲が狭くなります)
私は風景を撮るときや、集合写真など、できるだけ全体にピントを合わせたい場合は
F10〜15くらいにF値を絞って撮影します。そうするとピントは合い易くなりますが、
その分暗くなってしまいます。
上記@、Aの方法だと限界があり、やはりISO感度を上げるしかありません。
明るく撮る方法として、
@手ぶれしないぎりぎりまでシャッタースピードを下げる。(1/125秒くらい?)
Aレンズの絞りを開放する。(開放する程ボケが大きくなり、ピントが合いづらい)
B上記@、Aのあと、それでも暗ければISO感度を上げる。(ISO感度は上げるほどノイズが出ます)
ノイズを出さず綺麗に撮るには、やはりストロボなどの光が必要です。
ただ明るく撮ることが目的であれば、どんなストロボでも光れば問題ないかと思います。
クリップオン・ストロボ(カメラの上部にストロボをくっつけた状態)で撮る場合、
被写体に直接光を向けると、いかにもフラッシュをあてた不自然な光となりますので、
バウンス撮影(天井や壁に光をあてて、反射した光を利用する撮影)がおすすめです。
ストロボの向きを変えらるものがおすすめです。
スレーブ機能(カメラからストロボを離して遠隔操作で光らせる機能)があれば
被写体の後ろから光らせて、エッジを効かせたり、好きな場所で光らせることができるので
便利です。
ストロボを使うのは私もまだまだ難しく、なかなか自然で美しい光をつくることができません。
アンブレラやソフトボックス(光をやわらかくする機材)を使っていますが、
それでも角度や光の強さなどの加減が難しいです。
私としてはできるだけストロボに頼らず、そこにある光をうまく使って撮影したいと思っています。
ちょっとした隙間から出る光を利用したり、照明など使うこともあります。
旅先にストロボやアンブレラなどの機材を持ち歩くのも大変ですよね。
まずはカメラの設定を理解した上で、良い光を探したり、うまく利用することが
大切だと思います。
今回も最後まで見ていただきありがとうございました。
オート機能で撮影する。
スマホで撮影する場合もそうですが、カメラにはオート機能がついてますので、
暗い場所で撮影しても、自動的に明るさを補正して撮影できます。
だがしかしですね、このオート機能、便利ではあるんですが、
ノイズが多く発生してしまうことがあります。
なぜかといいますと、オート機能で撮影しますと、
「ISO感度」を結構アゲアゲで撮ってしまいます。
このISO感度を上げるほど、ノイズが目立ってしまうんですね…
ISO感度を上げずに明るくする。
では、ISO感度を上げずに明るくすることは可能か?
一応可能です。
@シャッタースピードを下げる。
シャッタースピードを下げると、シャッターが開いている時間が長くなり、
光を取り込める量も増えますので、明るくなります。
ただし、シャッターが開いている間の被写体の動きを全て捉えてしまうので、
シャッタースピートが遅ければ遅いほどブレブレの写真になってしまいます。
ぎりぎり手ぶれしないシャッタースピードとしては1/125秒前後あたりが限界ではないでしょうか。
三脚などを使ってカメラを固定すれば、シャッタースピード下げてもブレない写真が撮れます。
(被写体が動いていればもちろんブレます)
A絞りを開放する。
レンズの中には複数枚の羽根状の板があり、これが重なり合って開いたり閉じたりします。
開けば開くほど明るくなります。これがどれだけ開いているかを表した数値がF値といいます。
F値は数字が小さいほど明るくなります。例えば単焦点レンズはF値が小さく明るいレンズで知られています。
数値としてはF1.4とかF1.8あたりがよくみられます。
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24−105mmの標準ズームレンズなどのF値は明るいものだとF2.8ですが、標準のものですと
F3.5−F5.6ですね。
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F値は開放すればするほど被写界深度が浅くなります。(ピントの合う範囲が狭くなります)
私は風景を撮るときや、集合写真など、できるだけ全体にピントを合わせたい場合は
F10〜15くらいにF値を絞って撮影します。そうするとピントは合い易くなりますが、
その分暗くなってしまいます。
上記@、Aの方法だと限界があり、やはりISO感度を上げるしかありません。
ストロボを使う。
明るく撮る方法として、
@手ぶれしないぎりぎりまでシャッタースピードを下げる。(1/125秒くらい?)
Aレンズの絞りを開放する。(開放する程ボケが大きくなり、ピントが合いづらい)
B上記@、Aのあと、それでも暗ければISO感度を上げる。(ISO感度は上げるほどノイズが出ます)
ノイズを出さず綺麗に撮るには、やはりストロボなどの光が必要です。
ただ明るく撮ることが目的であれば、どんなストロボでも光れば問題ないかと思います。
クリップオン・ストロボ(カメラの上部にストロボをくっつけた状態)で撮る場合、
被写体に直接光を向けると、いかにもフラッシュをあてた不自然な光となりますので、
バウンス撮影(天井や壁に光をあてて、反射した光を利用する撮影)がおすすめです。
ストロボの向きを変えらるものがおすすめです。
スレーブ機能(カメラからストロボを離して遠隔操作で光らせる機能)があれば
被写体の後ろから光らせて、エッジを効かせたり、好きな場所で光らせることができるので
便利です。
価格:3,551円 |
まとめ
ストロボを使うのは私もまだまだ難しく、なかなか自然で美しい光をつくることができません。
アンブレラやソフトボックス(光をやわらかくする機材)を使っていますが、
それでも角度や光の強さなどの加減が難しいです。
私としてはできるだけストロボに頼らず、そこにある光をうまく使って撮影したいと思っています。
ちょっとした隙間から出る光を利用したり、照明など使うこともあります。
旅先にストロボやアンブレラなどの機材を持ち歩くのも大変ですよね。
まずはカメラの設定を理解した上で、良い光を探したり、うまく利用することが
大切だと思います。
今回も最後まで見ていただきありがとうございました。
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