いびき解決と治療法

以前、勤め先で慰安旅行に行った時に、果たしていびきに不安を覚えている人、悩んでいる人はどれくらい居るのだろうかと思ったことがあります。


その時は、慰安旅行参加者（女性は除く）の2〜3割くらいの人たちが大小の差はあれど、いびきをかく対象者として、幹事をしていた私が、極力対象者を集めて部屋割りをしていました。


いびき人口・・・その時に、いったい日本には実際どのくらいの人がいびきに悩んでいるのか？率直な疑問を頭を巡りました。

調べると、５人に１人、言い換えれば20%の人がいびきの悩まされているそうです。日本の2016年度の人口は1億2711万人と言われていますので、いびき人口は約2400万人以上にも数えられることとなります。





また、この現代人のいびき人口は年重ねるごとに、毎年どんどん増加傾向にあるそうです。その原因の根底にあるものは、食文化の変化やストレスの多い社会であると言っても過言ではありません。


そしてこの、いびき人口うちの10％、約240万人の方が睡眠時無呼吸症候群（SAS）ではないかと言われています。さらに、240万人の約90％の人が、自分では睡眠時無呼吸症候群（SAS）であることに気が付いていないそうです。


自分は一度もいびきをかいたことがないという人でも、独り暮らしや家族が居ても別々の部屋で寝てい場合には、自覚症状が無い為、もしかしたら知らないうちにいびきをかいているというケースもあります。


約20%の人がいびきの悩まされている日本ですが、それでは、世界的に見て、日本のこの確率はは多いのでしょうか、少ないのでしょうか?


不眠症という観点からですが、世界全体で比較すると、不眠症の発症率は３人に１人（３０％以上）といわれています。特にアメリカでは、なんと国民の半分にあたる約50％の人がいびきや不眠症に悩まされています。


外国ではいびきが理由で離婚に至るケースがありますが、日本でも欧米化が進んでいる為かどうかは判りませんが、いびきのために新婚夫婦でも、部屋を別にしていたりの話も聞きます。




いびきは単に五月蝿いだけの問題では無く、健康を阻害してしまう立派な病気であることを再認識する必要がありますね。