いびき解決と治療法

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いびき防止、いびき抑制を考えると、高い枕と低い枕、どっちが良いのでしょうか？






いびきのかきやすさは「枕の高さ」と密接な関係があると考えられています。一般的によく言われるのは、高い枕で寝るといびきをかきやすくなる、ということです。


その理由は、枕を高くして寝ると、どうしても気道が圧迫されてせまくなる為、
いびきを誘発してしまうこととなるのです。


人間の口・鼻から喉にかけて空気が通る部分を「気道」と呼ぶのですが、枕が高すぎると、気道がくの字に折れ曲がることになってしまい、この気道の狭さから、いびきが出やすくなります。




そうなると、いびき防止の為には、高い枕は絶対にNGで、極力低い枕を使うべきだと思われますが、実際はそうではありません。実は、低い枕も高い枕同様に、いびきを強めてしまうと考えられています。


なぜならば、加齢の影響等で喉の筋肉が衰えて、舌が気道に沈みやすくなっている場合、舌が気道に沈んでしまうと、その分だけ気道がふさがれてしまい、いびきをかきやすくなります。この、舌が気道に落ちやすいのは「低い枕」を使用した場合なのです。


このように、気道が狭くなるといっても、その原因には個人差がありますので、低い枕と高い枕のどっちがいいのかは一概には言えないという結論なのです。




とある調査では、寝る直前の枕の位置が、朝起きた時に同じ位置にあったら、ご自身にに高さがぴったりあっている良い枕と言われています。


反対に、寝ている間に枕が横に滑ったり、スポンと抜けたりして、朝起きた時には枕の位置が色んな所に動いてしまっている場合、今使用のの枕がご自分に合っていない可能性が高いと考えられています。


ご自身に合った高さの枕を選びたいものですね。