2020年04月15日
第17回 言葉の力
人の感じ方はそれぞれ違う
100人集めて同じ講師が同じ内容を話し、その100人が聞いたら全く違うとらえ方をします。
「あ〜感動した。」
「前に聞いたことある内容だった」
「こんなの意味あんのかよ」
「これを糧に頑張ろう」
などなど、体感も実感も何もかもが違うんです。
今まで育ってきた経験も体験も違うんです。
現場も一緒で違うんです。
会社で同じように働いたとしても、同じ家庭で生活しても、同じ出来事を体感してもまったくも同じように感じないんです。
なのに、私たちは不自然な中で生活をしてきているんです。
本来、同じものを見ても同じように感じないのに「共有したい」って、矛盾してませんか?
でも、僕たち人間はできる
この矛盾をクリアできるんです。
なぜなら、言葉の力があるから
この矛盾を超えるには言葉の力を使うしかないんです。
私たちはその言葉の力があるんです。
だから同じ経験をしていない
同じ年齢でもない
性格も違う
考え方も違う
生活習慣も違う
そんな間柄でも私たちは言葉の力を使うことによって、お互いのことを理解しあったり、お互いのことを好きになったり、力を合わせることができるんです。
だから、会社で言えば
違う年齢の人や違う情報量の人とも一緒に働けるし、目的が違っても会社の中では同じ目的に向かって働けたりする。
家庭だって、夫婦関係が成立する。
夫婦関係なんて世の中で一番複雑で不自然な人間関係です。
たとえで言えば、国と国が結びつくようなものですから。
親子はわかります。血が繋がっているから。
夫婦は全く血が繋がっていない者同士が一緒に暮らすんですよ?不自然なんです。
それでも愛や信頼関係は深め合えるんです。言葉の力があるから。
だから、夫婦の会話は大事です。会話がなくなれば、寒い凍てつく冬を迎えてしまうんです。
それくらい言葉の力って偉大で大事なんですよ。
違う価値観をもって、違う考えを持った人を結びつけることができるんですから。
それがあるから僕たちはこんなにも安全で安心した温かい気持ちで人と接することができるんです。
今いる友達も元は赤の他人ですよ。
それでも言葉の力でその人たちと繋がってきたんです。
自分の思いをちゃんと言葉に自分できるようになれば同じ思いの人とは「繋がれる」
自分と違う考えの人とは「繋がれない」ってわかるようになるんです。
言葉にできれば…
でも、言葉にできないと本当は違う思いなのに「一緒だ」って嘘をついてしまう。
嘘をついてしまうと、すごくつらい人間関係を続けなければいけなくなる。
思いを言葉にすることができれば選べるようになる。お互いに。
自分のことをちゃんと言うと、相手もあなたの一緒にいるべきか今は一緒にいないべきか考えることができる。
自分自身の思いをちゃんと伝えないとお互いに間違えてしまう。
相手も迷う 自分も迷う
だから、まずは私たちからまずは出すということ
そして、相手は学んでいない人と出会う人の方が多いと思うのでそれは自分が受け入れる
「言葉にしていなくても気持ちがあるっていうのがわかるよ、だから自分は出し続けるよ。
そして、あなたは感じてくれればいいよ。」
っていう風にして、付き合ったり、別れたりすることができるんです。
皆さんもぜひ、こんな時だからこそ自分を認め、思いを吐き出してみてはいかがでしょうか。
周りの関係を持ってきた人たちはきっと賛同してくれると思います。
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