2020年04月19日
第19回 嫌われる人の特徴 NGコミュニケーション
世の中には人間の力や小手先のテクニックでは理解しがたい原理原則がいくつかあります。
その中で最もわかりやすいものが『振り子の原理』があります。
振り子の原理とは、必ずある方向に振れた振り子は同じエネルギーの量で反対側に振れます。
例えば、振れ始めが大きて、小さく振れる。これはないです。
必ず、左右同じエネルギーで振れるってことです。
これが、聴き力と話す力にも必ず起こります。
これが必ず均等になるということです。
例えば、工場で働いているとします。
工場で働いている時にあまり現場に訪れない社長がたまたま訪れたとします。
その時に、その社長が来てこう聞かれるとします。
社長 「おう、頑張ってるか?」
部下 「はい。でも、実は昨日から機会が故障してしまい、生産性が落ちてしまっていて納品ができないんです。何とか、なりませんか?」
と言いました。その時に社長がこう言ったらどう思いますか?
社長 「今残ってるものでどうにかなるだろ?現場のお前らがどうにかしろよ。
それより、今後なんだが…。」
仮に、熱く語ったとしても、内容入ってきますか?聞けないし、入りませんよね?
だって、社長は部下の話を緑の幅しか聞いていないから、
どれだけ全力で話しても部下もその幅でしか聞いていない
スピーチ力をつけるより受け取る聴き力を身に着けた方早く成果が出る
逆に、こういう社長がいたらどうなるか?
部下 「はい。でも、実は昨日から機会が故障してしまい、生産性が落ちてしまっていて納品ができないんです。何とか、なりませんか?」
社長 「なに?その間はどうしてたんだ?」
部下 「実は…」
社長 「そうだったのか…。気づけなくてすまなかった。助かった。何とか直せるようにするよ。また何かあったら報告してくれるかな?」
っていったら、どうでしょうか?今後、何か話をするときもすごく聞こうとしませんか?
だって、聞いてくれたからです
自分自身の聴き力の能力を高めていけば、
スピーチ力が上がる前に相手はあなたの話を聞く状態に変わるんです。
それを考えたときに、話す力を上げるのと聴く力を上げる
どちらが早く上がりそうですか?考えてみてはいかがでしょうか?
『GIVE&TAKE』ではなく『GIVE&GIVE』を目指しましょう
そのためには、矢印は相手じゃなく、自分に向けて『聴いて、話す』
その意識でコミュニケーションをとっていきましょう。
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