2016年03月21日
ピカソと木梨憲武展
先日、沖縄県立博物館にて、パブロピカソ展 「ゲルニカ」 を観覧しに行ってきた。
初日ということもあり、かなり混んでいるのではないかと心配していたけど、
着いてみると受付には人一人も並んでおらずすぐに入館できた。
美術館で人が混んでいると、気が散ってろくに集中して作品を見れたものじゃないので、
これくらい空いているほうが、周りを気にせず自分のペースでゆっくり堪能できていい。
今回は「ゲルニカ」の展示会ということなので、他の作品は無く、ゲルニカを描く前の構成の下書きや、
ピカソが試行錯誤したと見られる複数の部分ごとのパターンの絵が展示してあり、
そして最後に、ゲルニカのタピスリが大部屋の壁一面を覆うほどに大きく展示されてる。
作品については、どんな言葉でも説明はつかないし、これだけはもう直に見た人にしか感ぜられないものがあるので、
ここで僕の感想は控えておきます。
ゲルニカの展示は4月17日までやっているので、少しでも興味ある方は絶対にいったほうがいいです!
当日は900円、前う売りだと730円くらいでかなり格安です。
作品数はそんなに多くないので、僕はじっくり堪能して結局2週回りました。
見終わってロビーのほうに出てみると、ちょっと不思議な光景が、、、
その日は同時に木梨憲武展もやっていて、最終日の2日前ということもあるのでしょうけど、
木梨展のほうに70〜80名くらいの大行列ができていて、ピカソの方はがら空き。
入り口のほうから見ると、左側に木梨憲武展、右側にピカソのゲルニカと、
それぞれのポスターがでっかく張られていて、左側の通路だけが行列を成しているので、
何だか予想外すぎてしばらく眺めていました。ww
ピカソのほうはあと1ヶ月くらいあるからまた次の機会に行こうと思っている人も多いと思いますが、
一見すると、木梨さんのほうがピカソより人気があるようにも見えてすごいなぁーと思いました。w
というか、僕は木梨憲武さんが画家だったこと自体、今回の沖縄の展示会があって知ったので、
作品をみて衝撃でした。
木梨さんの作品を見た瞬間に、その感性のスケールのでかさや力強さ、ユーモア、
あぶない、あぶない。またいろいろ言ってしまうところでした。笑
作品を描いた本人以外の人間が、その絵について説明しようとすることじたいが無意味でしたね。ww
とにかく木梨さんの絵、大好きになりました。
まぁ、絵に優劣なんか付けられるものではないと思っていますので、
どちらもすばらしい芸術作品として、ぜひ期間中に見に行ってみることをお勧めします。
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