2021年12月25日
卒業生、エブリィワゴン君(黒)
改善案、パーキングブレーキ作動時、エンジン停止かアラート
意外にも愛車のことを書いた記事がこれしか無かったことに気が付いた。
私は、古い250CCバイクに乗っているので、いつ不動になるか分からない。いつでもピックアップ出来るよう買ったのが、中古のSUZUKI EVERY wagon(2008年製)である。車中泊もしてみたいなぁと思ってた。
買ったのは記録によると、2019年の9月12日のようだ。50万ぐらいした。
私初のキーレスエントリー車で、大いに感動したのだが、
2WDは燃費が良いけどちょっとパワー不足(その前に乗ってたのが燃費7km//Lの2013年製のエブリィだった)
パワーウインドウ装備車だったが、それは運転席と助手席だけで、後部座席は手動だった
エンジンのシリンダーが摩耗してたか、すぐにエンジンオイルが減って困った
などなどの残念な面もあったが、それでも、愛車として、洗車したり、シガーソケットを二股にしてスマホ充電とかドラレコやカーナビをつけて重宝していた。いつかこいつで車中泊の旅をしたい、と夢想していた。
しかし、冒頭の記事の如く、今夏、子供が免許を取った。
保険が年齢制限のないものに変更するとなると、セカンドカーであるこのエブリィ君の保険を更新するのが合理的である、ということで、専ら、子供が乗れるのはこのエブリィ君だけとなった。
いや、ファーストカーのノアにも乗れるのだが、大きいと運転が怖いと言って乗らなかった
私が同乗して、子供は学校へ行くのに、駅まで自分が運転し、帰途は私が運転して帰る
ということを繰り返してきた。彼も徐々に運転に慣れてきた。
しかし、昨日である。
彼は珍しくコンタクトレンズをしていた。
毎度のことであるが、経路上に朝日が眩しい地点がある。そこを通りかかった際、私は迂闊にも、
「なんだい、そんなに眩しいんじゃ、今日はコンタクトレンズなんだからサングラスを掛けたらどうか」
とハンドルを握る彼に軽口を叩いてしまった。
目に刺さる朝日、雨上がりで曇ったカーブミラー、そして「そうだサングラス」という気持ち
それらが彼のハンドル操作を誤らせてしまったに違いない、
彼はカーブに進入する際、センターラインを大きく割り込み、対向車と正面からぶつかって行ってしまった。
さほど速度は出ていなかったと思うが、ダメージは大きかった。
こちらは前部フレームが曲がって右前タイヤを圧し、動けない。ラジエター水らしき液体が漏れている。
相手も暴走族のような排気音になっていて、恐らくターボ部分が破損し排気がマフラーに行く前に漏れている
近くの家の庭先に停めさせて貰い、
相手の方に平謝りに陳謝した。
貰い事故ほど面倒なことはない。その日の仕事にも不都合を来すし、足が奪われてしまうのだから。彼が我が身であったらさぞや不便だろうと思った。しかし温厚な方で、とりあえずは良かった。
警察と保険屋に電話し、処理を進めた。子供も学校に遅刻の連絡(今日は試験だったらしい)や、保険代理店、母への連絡を取った。こちらが指示せずとも動いていたので、中々頼もしく思った。
やがて警察が来て事情聴取し、保険代理店の車屋が来てくれて双方、レッカー移動となった。
子供は迎えに来た母の車に乗って駅に向かった。
私は庭先を借りたお宅に陳謝し、駅から帰った妻の車で帰宅した。
さて、2年前に50万で買ったエブリィ君、君はもうこれでお払い箱なのか?
保険も車両保証は付けてなかった。車屋がざっというには少なく見積もっても修理に30万はかかる、という。
もちろんエンジンオイルがだだ減りの症状は改善しないだろう。
治す価値ある? 車両保険入ってないから自腹だよ? と妻。
このまま廃車か、2年で廃車なのか?
子供は、免許取り立てで減点になるのか、気にしていた。
どうやら、人身事故でなければ行政処分たる減点はなさそうだと知って安堵していた。
私は、もし相手の方の車の損傷が激しく、修理不能となったら、保険で全部適用出来るのだろうかと心配になった。対物無制限、とはなっていたが、例えば、彼の車が中古市場で二束三文と判ぜられたら、その程度の金しか支払われないのか、別に同程度の新車を保険で与えることが出来るのか、後で一悶着ありはしないか、心配だった。先日見たこんな記事を思い出した。↓
https://socom.yokohama/vehicle/car/59050/
もう冬休みに入っていたから、登校児童も居なかったが、いつもなら子供が歩いている時間帯である。
ぶつかったのが車で良かったじゃないか。
警察にドラレコ映像を見せることが出来た。ドラレコをつけたのはつい最近だ。つけていて良かった。ドラレコにも朝日でホワイトアウトしている様が写っていて、警察官をうなずかせていた。
そのドラレコは非常時保存領域が満杯のエラーが出ていた。ほっとけばどんどん上書きされてしまうので気が気ではなかったし、そもそも記録されているのか不安だった。ドラレコの画面では動画を見つけられず、ナノSDカードを引っ張り出した。子供は最近機種変してUSB-Cタイプだったが、幸運にもそれ以前に買い与えていたスマホ用カードリーダー
を持っていた。
これを私のスマホに指し、ナノSDカードを閲覧し、該当の衝突時の動画を確認することが出来た。
※事故対応の警察官はこうしたSDカードの再生環境を装備しておいて欲しいなぁ
そういう次第で、私の愛車は失われてしまった。
次の車はどうしようか。無いと困る。
しかしそれ以上に相手の方への対応が心配だ。
運転していたのは子供で、自分が当事者ではないが、しかし親である。
当然矢面に立たねばならないと思うが、この先どうなるだろうか。
どうか最後まで感情的にならないで、幕引きとなって欲しい。
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