2020年12月12日
NCターミナルをWindows10のパソコンで使用する方法〜回線オープンエラーと表示された場合〜
NCターミナルをWindows10のPCで接続する方法
〜回線オープンエラーと表示された場合〜
〜回線オープンエラーと表示された場合〜
今まではWindowsXPのパソコンを利用し、CADで作成したデータをNCターミナルで工場の大型精密機械に送信していました。
しかし、ついにXPのパソコンの不調が起き、思ったように動かなくなりました。
こうなったらパソコンを買うしかないと思いました。
そうはいったものの、RS232Cに対応しているパソコンは、ほとんどのパソコンショップにも置いていないことが分かりました。
すると紹介されたのが、「USBシリアルコンバーター」です。
USBシリアルコンバーター(USB Cタイプ) RS-USB60FC RS232C USB 変換 価格:6,789円 |
USBポートに、RS232Cに接続できます。
迷わず購入しました。
同時に、RS-232Cインターフェースを使用してパソコン相互でデータ転送するためのケーブルも購入しました。
RS−232Cケーブル 5m クロスケーブル PC−9821対応 価格:3,140円 |
Window10のパソコンを購入し、セットアップ後、NCターミナルをUSBを利用してそのままPCに入れます。
NCターミナルは特にインストールは必要ありませんでした。
そのまま、XPにあったデータを移行させただけで使えました。
その後、USBシリアルコンバーターとケーブルを接続し、パソコンと精密機器をつなげます。
さあ、CADのデータを送信しましたが、「回線オープンエラー」と表示されます。
データが送信できません。
どうすればデータを送信・受信できるのか?
RS232Cはもう通信できないのか?と悩みました。
どこがいけなかったかと振り返ったとき、USBシリアルコンバーターのドライバーがインストールされてませんでした。
説明書を読んで、簡単にインストールできました。
その後、再トライしました。
しかし、また「回線オープンエラー」と表示されます。
もう、「打つ手はないのか?」とあきらめモードでした。
ダメもとで、「設定」→「通信条件設定」→「ポート」→「COM1からCOM3に変更」したところ、
なんと、送受信可能となりました!
これでWindows10でもNCターミナルを利用し、データを送受信できるようになりました。
理屈は全然わかっていませんが、Windows10でもNCターミナルを使えた私の成功事例です。
もし読まれた方で、参考になればうれしいです。
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