2020年10月04日
【なりすましメール】受信者か送信者かどちらがウィルス感染してる?
【なりすましメール】受信者か送信者かどちらがウィルス感染してる?
昨年12月から、ニュースで話題となり、今年9月から爆発的に流行し始めた、なりすましメール。
脈絡のない文章で添付ファイルが付いた「なりすましメール」が届いたなら、恐らくエモテットでしょう。
なりすましメールを受信した側は、取引先や知り合いから意味の分からないメールを受信し、混乱に陥ります。
そして、受信者側が送信者側に電話を掛けると「そんなメール送った覚えはない!」と返答され、さらにパニック状態に陥ります。
そして、送信者側もエモテットに感染した自覚がない場合が多いものですから、受信者と送信者の話がかみ合いません。
その結果、受信者側に全く落ち度はないのに、受信者側が「ウィルスに感染したかも?」と思ったり、送信者が「ウィルスにかかっているのは、なりすましメールを受信した方だ!」などといった口論に発展するケースも事実としてあります。
それでは、なりすましメールの原因となるコンピューターウィルス「エモテット」に感染しているのは、どちらでしょう?
正解は「送信者」です。
エモテットに感染すると、Outlook、Thunderbird、LiveMail、などのメールソフトに登録されているアドレス帳や過去の送受信履歴の情報を不正なプログラムを実行するコマンド&コントロールサーバーという悪意のあるサーバーに収集され、知り合いや取引先にウィルス付きのメールを拡散してしまいます。
一度感染すると、一日に5,000件以上のウィルスメールを知り合いに送信してしまう事例も少なくありません。
そのため、なりすましメールが届いた場合には、素直に自らのパソコンがエモテットに感染したことを疑い、エモチェック、ウィルス対策ソフトでのフルスキャン、ウイルス駆除、メールアカウントの停止、メールアドレスの変更、パソコンに登録されていた各種パスワードの変更をしなければなりません。
そのために、別の記事でエモテットに感染した場合の対処方法を記載してありますので、なりすましメールを送ってしまっている方は、確認してみてください。
タグ:なりすましメールの正体 なりすましメールどちらが感染 なりすましメールの対応 なりすましメール電話 受信者 送信者 なりすましメールOutlook なりすましメールLiveMail なりすましメールThunderbird
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