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2018年08月21日
73度目の夏・2〜黒い雨に打たれて〜
前回、はだしのゲンを紹介した記事を書きましたが、厳密に言えば私がはだしのゲンを知ったのは、「黒い雨にうたれて」がきっかけでした。
これも中学校の時、図書室で読んだのがきっかけですが、コミックスではなく平和文庫的なカテゴライズで置かれていたんだと思います。
文庫版の方も、中沢先生のはだしのゲンの未発表の原稿が載っていたりと、見どころはありますが、本当の意味で原爆の恐ろしさを知りたいし、中沢先生の処女作を全て読みたいとなれば、こちらの方が断然お勧めです。
収録作品は、
「黒い雨にうたれて」
「黒い糸」
「黒い沈黙の果てに」
「黒い蠅の叫びに」
「黒い川の流れに」
「黒い鳩の群れに」
「われら永遠に」
の八本立てになっており、原子爆弾によって奪われた命や希望や未来…、中沢啓治さんがずっと心に秘めていた原爆の理不尽さに対してのほとばしる怒りが全編にちりばめられていると言っても過言ではないでしょう。
作者の中沢先生は、原爆により骨の一欠けらすら奪われたお母様の死により、その怒りを昇華するようにこれらの漫画を手がけたとのことです。
あの夏から73年…、日本はこの二作品及び中沢啓治先生に誇れる時代を築けているのでしょうか?
これも中学校の時、図書室で読んだのがきっかけですが、コミックスではなく平和文庫的なカテゴライズで置かれていたんだと思います。
文庫版の方も、中沢先生のはだしのゲンの未発表の原稿が載っていたりと、見どころはありますが、本当の意味で原爆の恐ろしさを知りたいし、中沢先生の処女作を全て読みたいとなれば、こちらの方が断然お勧めです。
収録作品は、
「黒い雨にうたれて」
「黒い糸」
「黒い沈黙の果てに」
「黒い蠅の叫びに」
「黒い川の流れに」
「黒い鳩の群れに」
「われら永遠に」
の八本立てになっており、原子爆弾によって奪われた命や希望や未来…、中沢啓治さんがずっと心に秘めていた原爆の理不尽さに対してのほとばしる怒りが全編にちりばめられていると言っても過言ではないでしょう。
作者の中沢先生は、原爆により骨の一欠けらすら奪われたお母様の死により、その怒りを昇華するようにこれらの漫画を手がけたとのことです。
あの夏から73年…、日本はこの二作品及び中沢啓治先生に誇れる時代を築けているのでしょうか?
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