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2018年08月09日
73度目の夏・1
終戦から73回目を迎える今年の夏、世界は少しずつですが平和への道を歩んできているのでしょうか?
かつて多大な犠牲者を出した第二次世界大戦、その終戦間近に日本で何が起こっていたのか、そして世界唯一の被爆国になった詳細な描写が多くの人々に衝撃を与えた漫画、『はだしのゲン』は、誰もが一度は読んだことがあるかと思います。
この漫画に出会ったのは中学二年生の頃ですが、日本に原子爆弾が落とされたというのはもっと前から知ってはいました。しかしながら、資料や話を聞いていてもどれだけの惨状かはぴんと来ていなかったのですが、この漫画を読んでこれほどまでの地獄絵図が繰り広げられていたのかと、今でも読むのに勇気が要る漫画です。
作者の中沢啓治先生自身も被爆し、ゲンは先生の分身であることは多くの媒体で知られています。漫画の中でゲンは多くの怒りを爆発させていますが、この怒りは、名もなき何の罪もない多くの被爆者たちの魂の叫びだとすら私は思います。
原爆投下直後の惨状に目が行きがちの漫画ですが、それ以外にもコミカルなシーンもありますし、戦後の市民の生活の描写も細部にわたって描かれているので、貴重な資料としても重宝されている漫画です。
また、ちょっと前には、ツイッターで”ゲンコラ”なる物も流行り、色々なパロディも生み出されてきましたが、中沢先生が生きていらしたら純粋にどう思うのか、非常に気になるところでもありますw
教科書だけでは判らない、多くの日本人たちが知るべき核兵器の恐ろしさや惨さ、そんな惨状を二度と誰も味わうことが無いように、この漫画はもっと真剣に読み込まれるべき作品だと思います。
かつて多大な犠牲者を出した第二次世界大戦、その終戦間近に日本で何が起こっていたのか、そして世界唯一の被爆国になった詳細な描写が多くの人々に衝撃を与えた漫画、『はだしのゲン』は、誰もが一度は読んだことがあるかと思います。
この漫画に出会ったのは中学二年生の頃ですが、日本に原子爆弾が落とされたというのはもっと前から知ってはいました。しかしながら、資料や話を聞いていてもどれだけの惨状かはぴんと来ていなかったのですが、この漫画を読んでこれほどまでの地獄絵図が繰り広げられていたのかと、今でも読むのに勇気が要る漫画です。
作者の中沢啓治先生自身も被爆し、ゲンは先生の分身であることは多くの媒体で知られています。漫画の中でゲンは多くの怒りを爆発させていますが、この怒りは、名もなき何の罪もない多くの被爆者たちの魂の叫びだとすら私は思います。
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原爆投下直後の惨状に目が行きがちの漫画ですが、それ以外にもコミカルなシーンもありますし、戦後の市民の生活の描写も細部にわたって描かれているので、貴重な資料としても重宝されている漫画です。
また、ちょっと前には、ツイッターで”ゲンコラ”なる物も流行り、色々なパロディも生み出されてきましたが、中沢先生が生きていらしたら純粋にどう思うのか、非常に気になるところでもありますw
教科書だけでは判らない、多くの日本人たちが知るべき核兵器の恐ろしさや惨さ、そんな惨状を二度と誰も味わうことが無いように、この漫画はもっと真剣に読み込まれるべき作品だと思います。