2011年09月27日
ラブレーが伝える男性の服飾 ショースはいわゆるズボンをさすオ・ド・ショースと,ストッキングをさすバ・ド・ショースに分けられるのが16世紀の特徴である
出典
カラー版世界服飾史
株式会社美術出版社
ISBN 4-568-40042-2 C3070
09
V章 16世紀
56ページ
形態と装飾
ラブレーが伝える男性の服飾
(の中に次のような文がある・・・)
ショースはいわゆるズボンをさすオ・ド・ショースと,ストッキングをさすバ・ド・ショースに分けられるのが16世紀の特徴である.前者はビロードなどで,後者は薄い毛織物のエスタメやサージなどで仕立てられる.編み物のバ・ド・ショースはすでに15世紀後半に始まったらしいが,ヨーロッパで普及するのは16世紀後半である.布仕立てに対し編物は高貴さのしるしと見なされ,人々はこれに高額を費やしたといわれる.ショースとプールポワンがエギュイエットという紐で結びつけられることも前世紀と同じである.
フェルディナンド大公像のオ・ド・ショース
《V-3》
サンゼネッガー[ティロルのフェルディナンド大公] 1542年Kunsthistorisches Museum, Wien
《V-4》
フランソワ・クルーエ[アンリ2世] 1550年頃 Musee du Louvre, Paris
(ⒸPhoto. RMN-Herve Lewandowski)
《V-5》
ルーカス・クラナハ[ザクセンのハインリヒ敬虔公] 1541年
Gemaldegalerie Alte Meister, Staatliche Kunstsammlungen, Dresden
図説 ヨーロッパ服飾史 (ふくろうの本/世界の歴史) 単行本 – 2010/3/13徳井 淑子 (著)
カラー版世界服飾史
株式会社美術出版社
ISBN 4-568-40042-2 C3070
09
V章 16世紀
56ページ
形態と装飾
ラブレーが伝える男性の服飾
(の中に次のような文がある・・・)
ショースはいわゆるズボンをさすオ・ド・ショースと,ストッキングをさすバ・ド・ショースに分けられるのが16世紀の特徴である.前者はビロードなどで,後者は薄い毛織物のエスタメやサージなどで仕立てられる.編み物のバ・ド・ショースはすでに15世紀後半に始まったらしいが,ヨーロッパで普及するのは16世紀後半である.布仕立てに対し編物は高貴さのしるしと見なされ,人々はこれに高額を費やしたといわれる.ショースとプールポワンがエギュイエットという紐で結びつけられることも前世紀と同じである.
フェルディナンド大公像のオ・ド・ショース
《V-3》
サンゼネッガー[ティロルのフェルディナンド大公] 1542年Kunsthistorisches Museum, Wien
《V-4》
フランソワ・クルーエ[アンリ2世] 1550年頃 Musee du Louvre, Paris
(ⒸPhoto. RMN-Herve Lewandowski)
《V-5》
ルーカス・クラナハ[ザクセンのハインリヒ敬虔公] 1541年
Gemaldegalerie Alte Meister, Staatliche Kunstsammlungen, Dresden
図説 ヨーロッパ服飾史 (ふくろうの本/世界の歴史) 単行本 – 2010/3/13徳井 淑子 (著)
posted by hosiery at 16:20| ストッキングとガーターの起源についての資料