2024年 12/21 - 12/22 の週末の結果です。
12月21日(土)
・中山大障害(J・GT)1着 08.ニシノデイジー ( 4番人気 ) 穴
2着 02.エコロデュエル ( 3番人気 ) △
3着 04.ネビーイーム ( 5番人気 )
■短評■
ニシノデイジー復活優勝。
中山大障害二勝目。
中山大障害の申し子ですね。
五十嵐騎手
「（気分は）最高です。
なかなかG1を勝ってから勝てないレースが続いてたんですけど、この中山を得意にしているので力を十分に出せたと思います。
最初ゲートを出て、ちょっとガチャガチャとしたんですけど、4、5番手で、あの、折り合いがすごいついてて…、馬が成長してます。
デイジーがしまい勝負で切れるタイプではないので、何度も乗ってわかっているので、最終障害と4角は先頭のイメージで競馬しました。
仕掛けた分、最後は脚があがっていたけど、ひと踏ん張りしてくれたと思います。」
１Fの平均タイムは、13.7秒。
最速上りタイムは、の秒。
・マイネルグロン号は、３周目５号障害〔いけ垣〕着地時につまずき、騎手が落馬したため競走中止。
・ロードトゥフェイム号は、３周目５号障害〔いけ垣〕着地時に転倒したため競走中止。
・ダイシンクローバー号は、３周目５号障害〔いけ垣〕着地時につまずき、騎手が落馬したため競走中止。
・エコロデュエル号の草野 太郎騎手は、３周目４コーナーで内側に斜行したことについて過怠金３０，０００円。（被害馬：４番）
[㏚]
・阪神カップ(GU)1着 16.ナムラクレア ( 1番人気 )( 指数 3番手 )
2着 11.マッドクール ( 6番人気 )( 指数 1番手 )
3着 14.オフトレイル ( 9番人気 )( 指数 2番手 )
前半600ｍは、34.4秒。後半800mは、45.7秒。
■短評■
道中、後方位置から、直線で一気にまとめてナムラクレアが差し切りました。
四角回って前の馬をやり過ごしてからの仕掛けでした。
完勝です。
実力馬が上位に来ましたが、三歳馬のオフトレイルが三着にきました。こちらは最後方からでした。
これは来年楽しみですね。
セリフォスは競走中に鼻出血を発症。重大にならなければいいですが。
１Fの平均タイムは、11.44秒。
最速上りタイムは、マテンロウオリオンの32.7秒。
・オフトレイル号の騎手武豊は、病気のため菱田裕二に変更。
・セリフォス号は、競走中に疾病〔鼻出血〕を発症。
・セリフォス号は、「鼻出血による出走制限」のため、２０２５年１月２１日まで出走できない。
[㏚]
12月22日(日)
・有馬記念(GT)1着 .レガレイラ ( 5番人気 )( 指数 3番手 )
2着 .シャフリヤール ( 10番人気 )( 指数 5番手 )
3着 .ダノンデサイル ( 2番人気 )( 指数 8番手 )
4着 .ベラジオオペラ ( 3番人気 )( 指数 5番手 )
5着 .ジャスティンパレス ( 4番人気 )( 指数 4番手 )
6着 アーバンシック
7着 ローシャムパーク
8着 スタニングローズ
9着 ダノンベルーガ
10着 シュトルーヴェ
11着 プログノーシス
12着 ブローザホーン
13着 ディープボンド
14着 スターズオンアース
15着 ハヤヤッコ
※出走取消 ドウデュース
前半1000ｍは、62.9秒。
後半1000ｍは、57.9秒。
上がりタイムは、35.2秒。
■レース展開■
秋古馬三冠、二連覇を偉業を目前にドウデュースがまさかの出走取消に。
これにより、一気に混戦ムードが漂いました。
一番人気 アーバンシック
二番人気 ダノンデサイル
三番人気 ベラジオオペラ
アーバンシック、プログノーシス出遅れ。
ベラジオオペラ、スタニングローズが好スタート。
内からダノンデサイルが先頭に立ちます。
レガレイラは、今回は前目の位置をキープ。
アーバンシックは中団まで上がります。
その後ろにジャスティンパレスとシャフリヤール。
ハヤヤッコとローシャムパークは、ゆったりのペースに苦しんでします。
プログノーシスもきついか。
中盤で隊列がぎゅっと一団となります。
ダノンデサイルが完全にペースを操る。
ディープボンド、ハヤヤッコも先団へ。
スターズオンアース、レガレイラが二番手グループ。
その直後にアーバンシック。
外側にはシャフリヤール。
ローシャムパークは制御が利かない。
残り1000ｍをすぎてペースが上がる。
ペースが上がるとスターズオンアース後退。
四角を回って、ダノンデサイルが後方を離す。
二番手にはべラジオオペラ。
外からは16番シャフリヤールが抜群の手ごたえ。
レガレイラと併せる形に。
ダノンデサイルが粘る。
しかし外二頭が伸びてくる。
レガレイラとシャフリヤールが並んだままゴールイン。
優勝はレガレイラとなりました。
二着にはハナ差で、シャフリヤール。
三着はダノンデサイル。
64年ぶりに三歳牝馬が勝ちました。スターロツチ以来となりました。
ドウデュースはこれで引退、種牡馬入りとなりました。
■短評■
▼レガレイラ今年はなかなか結果に結びつかなかったなか、今年最後のレースで魅せました。いままでの経験が力になったのでしょうか。いつもは後方からのレース運びでしたが、有馬記念のトリッキーなコースとスタートが味方し、番手からの追走に成功しました。道中も折り合いよく進んでいました。最後、四角回って、前を塞ぐものはいませんでした。シャフリヤールと併せ馬の形になりましたが、ハナ差しのぎきりました。前目からでも、最後の脚はしっかりしています。この競馬が春先にも出来れば、と思いますが、そうはいかないのが競馬ですね。この馬は、アーバンシックとほぼ同じ血統構成でもありますので、距離は長くても大丈夫だとは思いました。おめでとうございます。
スタートがカギだなと思っていたんですけど、少し遅れた感じもありましたけど、その後の二の脚も良くて、スムーズなポジション、スムーズなリズムで道中走ることができました。
接戦ということで、気持ちで負けないようにと思って追っていました。
（ゴールした瞬間は）勝ったかはまったく分からなかったです。
心の底からうれしさが込み上げてきて、乗せていただいた方々に感謝したいです。
３歳牝馬で有馬記念を勝ったということで、今後がますます楽しみになったと思います。
▼シャフリヤール惜しかったですね。16番枠になったときは、悲しかったですが、惜しくのハナ差の二着でした。ドウデュースが回避して、番号が内にずれたのもよかったですね。久々の日本のレースでしたが、鞍上がうまくエスコートしました。やはり力はあります。
道中はリラックスしてリズム良く走れていました。
最後はレガレイラとの叩き合いになったんですが、最後の１００メートルあたりでちょっと苦しくて、モタれるところがありました。
でも、状態は本当に良かったし、自分が乗った中ではトップレベルのいい状態です。
▼ダノンデサイル完全に地力でねじ伏せにいきましたね。ペースもうまくコントロールしました。前半はゆるいペースでしたが、中団にアーバンシックがいたため、ペースも上がりませんでした。ロングスパートがききました。最後は、勢いのある二頭に交わされましたが、地力は見せました。
今日は初めての古馬相手で逃げる形のレースになりました。
ダービーの頃に比べると若干なくしているものがありますね。
これからの期待感よりも自分としては危機感の方が強いので、それが何なのかこれから確認していく必要があると思います。
▼ベラジオオペラ番手追走で競馬しましたが、最後までダノンデサイルが交わせませんでした。それが残念です。しかし、長い距離でも通用するところはみせました。馬場不問で走りますので、来年の活躍にも期待です。ダートレースを走っても面白いかもしれません。
考えていた通りの流れでしたね。
状態に関してはバッチリでしたし、力を出し切れたレースだったと思います。
２５００メートルは気持ち長いかもしれませんね。
ただ、そういった懸念がありながらもトリッキーなコースでしっかりと走り切れたのは今後への自信になります。
▼ジャスティンパレス この秋は惜しい競馬でした。何かもうワンパンチあれば、勝ち切れましたでしょうか。今回は、スタートはよかったですが、動きたいところで動けませんでしたね。三角で行き場がなく置いて行かれました。そこから内を選んで伸びてきましたが、届きませんでした。
状態は良さそうでしたね。
ゲートはうまく出られましたが、ペースが遅くて動けるポジションを取れなかったです。
力はあるので最後は脚を使ってくれたのですが。
▼アーバンシックちょっとペースが上がった時についていけなかったですかね。うまく内からレース運びはできていました。スターズオンアースに塞がれたかなとも思いましたが、そうではなかったですね。ペースについていけなかったか、スターズオンアースが下がったことによって、ペースを読み間違えたか。直線で巻き返していましたが、左へ右へと行っていたので、最後疲れてしまったのでしょうか。
残念ながら超スローペースでした。
勝った馬の後ろにいられましたが、直線が開いてから自分も伸びていましたがみんな加速していく感じでした。
状態は良かったし、レース自体もスムーズでしたが、ペースだけでしたね。
まだ３歳なので来年を楽しみにしたいと思います。
▼ローシャムパーク終始掛かりっぱなしでした。それでも六着にきたのは、実力の高さ。距離は中距離から短めほうがよさそうですかね。気性的に落ち着いてくれればGTもとれそうです。
最初の６００メートルあたりはリラックスして走れていい感じでしたが、コーナーを回ったあたりから力みが強くなってしまい、我慢させている間にエネルギーを消耗してしまいました。
最後回ってくる頃にはエネルギーを使い果たしている感じでした。
ちょっと距離も長いですかね。
▼スタニングローズ牝馬GTを制覇して、ラストラン頑張りました。
いいスタートをして、満足のいくポジションは取れました。
ペースが若干遅くて、望んだような結果ではなかったですが、最後はしっかり走ってくれました。
ラストランですが一生懸命走ってくれましたし、いいお母さんになってくれると思います。
▼ダノンベルーガ最後の脚はしっかりしていました。
厳しい枠で前半ゲートを出ていかず、ポジションが後ろになってしまいました。
道中リラックスして走れて勝負どころでも反応は良かったです。
厳しい展開になりながらも最後までしっかり脚を使ってくれて、改めて力があると感じました。
▼シュトルーヴェ2500ｍキラーとして期待しましたが、GTの壁は高かったです。三角手前で追い上げてきました。
ジャパンＣよりもスタートは出てくれましたし、今日の風と馬場を意識して、やりたい競馬はできました。
シャフリヤールの後ろで競馬をしたのですが、４角で瞬発力の差が出た感じです。
長く脚を使うタイプなので、もう少し流れてほしかったですね。
素晴らしいデキだったし、また来年頑張ってほしいと思います。
▼プログノーシスド出遅れかましてしまいました。道中も掛かり気味でした。
ゲートに入った瞬間からいい態勢ではなくて、何度か立ち上がるそぶりがあり、出れる格好ではなかったですね。
ペースも落ち着いてしまい、ポジション的にきつい形になってしまいました。
坂下までは伸びてくれましたが、坂を上がってから苦しくなりました。
２回坂越えがある２５００の距離もあるのでしょうかね。
▼ブローザホーン不調が続きます。うまく立て直ししてほしいです。
このいい馬場ですし、スローになるのは予想していました。
出しては行きましたが、やはりいい位置を取れませんでした。
あとは枠なりに早めに動くことができなかったですね。
着順は悪いですが、力自体はある馬です。
今日は展開を含めてすべてかみ合わなかったですね。
▼ディープボンド自分の競馬はできたのではないでしょうか。
積極的に、というイメージでポジションをある程度取って競馬をしました。
最後少し手応えが悪くなりますが、もっとやれる馬だと思っているので。
▼スターズオンアース不調が続きます。ペースアップしたときに失速してしまいました。うまく立て直ししてほしいです。
スタートして最初のコーナーでつまずく感じがありました。
道中はいいポジションに見えたんですけど、ところどころつまずく感じがありました。それに、３コーナー付近でもたれかかるところもありました。
こちらに見えないところで、体にしんどい部分があったのかもしれません。
▼ハヤヤッコペースが遅くて苦しみましたか。腹くくって最初から前目で競馬できればちがったか。
メンバー的にスローになるのは分かっていましたが、今日は外枠で馬の後ろに入れられなかったです。
外枠がこたえましたね。
１Fの平均タイムは、12.14秒。
最速上りタイムは、レガレイラ・ダノンベルーガの34.9秒。
・ドウデュース号は、疾病〔右前肢跛行〕のため出走取消。
[㏚]
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サートゥルナーリア 13勝
