2017年01月31日
絵巻で見る・読む徒然草 島内裕子 (著), 上野友愛 (著)
日々 ひたすら本を読んでいます。
難しそうだったり
関係なさそうだったり
もう知ってるようなモノでも
知識の幅を広げるために
とにかく 目を通してみます!!
徒然草。
日本人として、題名と作者と序文くらいは
常識って感じですよね。
徒然を読めない人いないでしょって思ってたら
長男がコレを見て「とぜんチルドレン」
とか言って驚きました。
コレ
↓
徒然チルドレン(1) (講談社コミックス) | ||||
|
↑
超カワイクてニヤニヤしてしまう学園ラブコメです。
それはさておき、
えーーーっ!!
ツレヅレグサって、知らない?
いや、知らないよね、中1・・・。
ツレヅレって読むんだよ・・・
今回はコチラ
絵巻で見る・読む徒然草
大型本 – 2016/2/19
島内裕子 (著), 上野友愛 (著)
◇徒然草
◇現代語訳(かんたん)
◇絵巻とともに楽しめる
むかし、古典の授業で習いました。
「仁和寺にある法師〜」
中学生、高校生の頃は、
なんか兼好法師とかいう偉い人が書いた
難しい日記かなんかと思っていて
ほぼほぼ興味なしでした。
試験のために暗記したような覚えが・・・。
今大人になって
こうやって かんたんな現代語訳で読んでみると、
兼好さんもただの普通のオジサンということがわかりました。
「新人イビリってダサいよね〜」
「しったかぶりってホント感じ悪いよね〜」
平成の世に生きていれば、
ブログとかFacebookで気軽に投稿してたんだろうなぁ・・・
というような、
たわいのない話ばかりです。
学生時代に
こんなくだけた感じで教えてもらってたら
もっと興味もって勉強したよねきっと。
(^^)
ちゃんと
原文も横に載っています。
原文を読んでみると、
直訳していないことがわかります。
大意を訳してる。
現代人にニュアンスが伝わる感じ。
ちょっとお勉強もしたいので、
気が向くところだけ原文も読んでみました。
「驥を学ぶは驥の類ひ、舜を学ぶは舜のともがらなり。」
のところ 訳ではバッサリ飛ばしてますね。
話せば長くなるところは、いちいち説明してないようです。
↓
そんな感じで、大筋を現代語訳してる感じで
「あはは、わかるー」という雰囲気で
楽しめます(^^)
ちなみに、
「驥を学ぶは驥の類ひ、舜を学ぶは舜のともがらなり。」
とは、
驥 は、すごく優れた馬。
舜は、中国の三皇五帝の一人、すごく優れた賢人のことです。
「驥といっしょにいれば驥の仲間、
舜を手本にすれば舜の仲間、
みたいなもんだよ〜」
って感じでしょうか。
古典とか神話って、
知っておくと、
いろんな作品にリンクしてきて楽しいです。
「舜」が誰か、ってことを知っていれば
この1行を読んで バーーーーっと情景が広がります。
(^^)
読書の醍醐味のひとつです・・・。
中学か高校の頃に無理して頑張って読んだ
中国の歴史・・・。
中国の歴史(一) (講談社文庫) | ||||
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あれが歴史モノ好きの始まりだったのかな???
もっと簡単な本がいくらでもあったと思うのですが
Googleも楽天もAmazonもなかった時代ですよ〜
本屋さんか図書室で吟味したんでしょうね(^^;)
でも、あの頃の私、グッジョブ!!
よく頑張った!
あとから知った
こちらの本の方が ずっと簡単で読みやすく楽しいものでした(^^;)
↓
小説十八史略(一) (講談社文庫) | ||||
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中国の古典が引用されている
鎌倉時代の徒然草。
そして、このたび眺めた
徒然草も
古典と言えば徒然草ってくらい
徒然草は引用されますよね。
作品どうしでリンクしてるのって
個人的にとてもウキウキします。
際限なくスピンオフ作品が生まれるわけですね(^^)
中国の神話と歴史を扱った漫画があって
すごく引き込まれた思い出がありますが
もう何十年も前のことで記憶もおぼろげ・・・
たしかこの作品に
舜とか出てなかったかな〜???
↓
徒然を「とぜん」と呼んだ長男には
コチラを読んでもらいました。
↓
まんがで読む 徒然草・おくのほそ道 (学研まんが日本の古典) | ||||
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長々と読んでくださってありがとうございました(^^)
絵巻で見る・読む徒然草 | ||||
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(^^)
タグ:古典
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