債務整理中に融資・借入はできるのか?
債務整理中に融資を行う正規の会社は以前に比べてかなり激減しています。理由の1つとして、貸金業法改正に伴い消費者金融業界は銀行系しかほとんど生き残りができておらず、仮に独立系であったとしても、回収のみをしている会社などが多く、以前は破産者や債務整理者に対し貸付をしていた会社自体が倒産や廃業をしていることが挙げられます。
一旦債務整理を弁護士や司法書士に依頼すれば、債務整理受任通知が届くと同時に金融会社は信用情報機関へ債務整理の報告をすることになり、この「債務整理」の報告が異動情報(事故情報)として5年間は消えることがありません。
総量規制が導入になり、指定信用情報機関が決められたことで負債の情報はよりいっそう正確にリアルタイムで照会が可能となりました。
その為異動情報があればキャッシング以外にも、住宅ローンや自動車ローン、クレジットカードも審査は通らなくなり、債務整理のデメリットとして最も辛いのがローンを組めなくなることです。
今回は債務整理中でも融資が受けられる正規会社の案内と債務整理中に融資を受けるポイントについて解説します。
(最終更新日:令和1年7月9日)