巷でよく言われている、「借りやすい消費者金融」とはどんな消費者金融なのか?借りやすいと一言で言っても、借りる人によって、その意味は違ってきます。
一般的に借りやすいの意味は、大きく分けて下記に分類されています。
・申込みから借入までが簡単
・提携ATMや金融機関が多い
・審査の幅が広くて借りやすい
・申込み当日に即日融資ができる
・大手消費者金融で安心して借りれる
この中でも大部分の人が意図しているのは、「審査の幅が広くて借りやすい消費者金融」ではないかと、勝手に思っています。
では、審査の幅が広くて借りやすいのはどこなのか?と考えた場合、意外かもしれませんが、大手消費者金融は審査通過率は中堅消費者金融よりも格段に高いのを知っていますか?
もちろん、申込みしてくる人の借入状況や年収によって成約率が変わってくるのは当然なのですが、一般的に大手消費者金融の審査通過率は、今現在40%を超えている状態です。
消費者金融は貸金業者となり、大きな法改正が2010年にありました。貸金業規制法から貸金業法へ変わったことで、新たに総量規制ができ、貸付できる範囲は年収の3分の1までに制限されたのです。
総量規制ができる前は、大手消費者金融の審査通過率は最高で60%近くもあったのです。2010年以降は総量規制の影響で一気に通過率が下がり、一時期30%台半ばまで落ちましたが、今は徐々に上昇傾向にあり、40%を超える数字で推移しています。
40%ならば、10人申込みして約4人以上は借りられる確率なのですが、中堅消費者金融になると、審査通過率は大きく下がり、20%以下になっています。
中小や地域密着型の消費者金融では10%台の審査通過率も珍しくありません。このことから、審査に通ることを第一前提として考えた場合、申込みするべきなのは大手消費者金融になるのです。
今回は借りやすい消費者金融について詳しく書いていきます。
(最終更新日:平成31年3月4日