消費者金融の審査通すポイントは?
消費者金融の審査基準について考えたことはありますか?審査の基準について考える時は、ほとんどの人は借りられなかった時ではないでしょうか?もしくは、借りれるか自信が無い場合など。借入が1件も無くて、正社員として1年以上働いており、安定した収入があれば大部分の人は審査に通るはずです。
しかし、中には審査で断られる人もいます。2013年現在での消費者金融成約率(貸付率)は大手でも40%台前後となっており、規模が小さくなるにつれて成約率は下がり、中堅で20%程度、中小や地元密着の消費者金融では10%前後とも言われています。
一昔前、消費者金融が全盛期だった頃は大手の成約率は60%超までいっており、10人に6人は審査が通っていました。今は、貸金業法改正にて、上限金利引き下げと、総量規制の影響でかなり成約率は下がってきています。40%の成約率に関しても、総量規制導入当時は30%台だったことから、2年以上経過した中で、各会社の努力もあり、成約率は上がってきたのが実情なのです。
消費者金融会社は資金需要者へ必要な資金を無担保・無保証で即日融資することを一番の柱として成長してきました。それが最大のノウハウでもあり、他の金融機関には真似できないことでもありました。しかし、時代は変わり、今は法律で貸付も制限され、必要な資金を供給できなくなってきています。
そして総量規制が加わったことで、消費者金融の審査は逆に簡素化・単純になってきてもいるのです。今回は消費者金融の審査を通すポイントについて書いていきたいと思います。
(最終更新日平成30年11月1日)
審査の第1ポイントは過去に取引があったかどうか
消費者金融の審査では、まずその消費者金融会社で過去に利用したことがあるか、無いかからの審査になります。過去に利用があればその人の利用状況が分かり、それが一番の信用とも言えるからです。
過去に支払を一度も遅れたことが無く良い取引だった人であれば、今の与信が多少低くても審査は有利になるはずです。又、審査では限度額が少ないと判断された場合でも、過去の取引が良好であれば限度額も上乗せされることも充分に考えられます。
逆に過去に延滞等で悪い記録が残っている場合、仮に今現在借入がなかったとしても、審査で断りになることもあります。消費者金融は借入件数や年収だけの審査と思われがちですが、審査の根底にあるのはその人の信用度合です。
審査をする人が100%正しい判断で、回収可能・貸倒になるなどの決裁ができれば、成約率はもっと高くなるでしょう。しかし、申込み顧客がどうなるかなど誰にも100%正しい判断はできません。過去の取引状況とは信用情報よりも高い、その人の判断基準となるのです。ですから、全く借入が無くても過去に大きな延滞があれば断りになるケースもあります。そのような場合は、他社へ申込みすればすんなりと審査が通る可能性は大きいです。
信用情報で8割は審査が決まる?
過去の利用有無の審査が終われば、次は信用情報の審査となります。当然のことで書きませんでしたが、申込みがあった時点で無職や連絡先が無い、未成年、住所が不確定などは信用情報の審査前に断りになります。信用情報を照会するにも1件あたりにお金がかかりますので、無駄な信用情報は極力、消費者金融会社としては照会したくないのです。
今の消費者金融審査は信用情報で約8割、審査の可否が決まると言っても過言ではありません。なぜなら総量規制の法律ができ、年収の3分の1以上の貸付は原則禁止となっているからです。そして、総量規制以外にも、信用情報の事故情報(任意整理・延滞・破産)や、事故情報ではなくとも延滞中や融資の申込み件数等で断りになる人は信用情報の審査が大部分なのです。
そう考えた場合、信用情報の審査を通すことが消費者金融の審査を通すポイントとも言えます。では信用情報の審査で断られる可能性が高いのを具体的に挙げていきます。
【信用情報審査で断られる人】
・任意整理、延滞、破産などの事故情報がある。(延滞は3か月以上で事故情報となります。)
・他の消費者金融支払が3日以上延滞中。
・融資の申込みを当日に5件以上している。
・年収3分の1以上他社で借入限度額がある。
大まかに挙げれば上記の4つになります。大手消費者金融であれば事故情報があった場合、どんなに勤続や年収などの属性が良かったとしても即断りになる場合が多いです。そして、2番目の他の消費者金融で支払を3日以上延滞中については、信用情報で次回の支払期日は分かるようになっていますが、支払日当日は実際に入金済みなのかどうか、正直分からない部分があるからです。
信用情報は消費者金融会社からの報告によって登録がされています。消費者金融から信用情報へデーターをリアルタイムで報告することが一番望ましいと言えますが、顧客数が多ければ1日に1回の報告が限度にもなってしまいます。そういった意味で、信用情報の支払期日より3日延滞していれば消費者金融会社は未入金と判断し、審査で断りになる可能性が高くなります。
3番目の融資の申込みを当日に5件以上している場合。これについては過去記事の審査複数件同時申込みは断られる?を参照してください。消費者金融会社への融資申し込みは信用情報に記録され、あまりにも多い場合は不審と判断され審査で断りになることがあります。
そして最後の年収3分の1以上他社で借入がある場合については、総量規制という法律によって貸付はできません。もし1/3以上の負債があるなら、総量規制対象外の銀行カードローンへ申込みすることをおすすめします。総量規制とは貸金業者が受ける法律であり、銀行は貸金業者ではないことから総量規制の対象外となり、年収1/3の制約はありません。詳しくは総量規制対象外の借り入れ先で書いてあります。
勤続年数と居住年数は審査で重要な項目
冒頭で消費者金融の審査は総量規制の影響で簡素化になっていると書きました。それは年収の3分の1の線引きでまず、貸付可能か不可能か判断され、そして事故情報や延滞中かを除いたものが次の審査に進むからです。信用情報の審査が終われば残りは属性や在籍等の審査となり、ここまで進んだ場合の成約率はかなり高くなっているとも言えます。断りになる人はほとんどが信用情報の審査で落とされるのです。
年収などの収入と並んで重要と言われているのは、勤続年数と居住年数です。これはそのままその人の安定性につながり、安定と判断されることは審査上かなり大切なことでもあります。
消費者金融の審査は各社それぞれ違い、中堅以下の消費者金融であれば大手と比べて審査基準は低くなっているのも実情です。総量規制が導入され、消費者金融会社は融資したくても法律によってできない状態となりました。
中堅以下の消費者金融が大手と同じ審査基準であれば貸付できる顧客はいなくなり、融資残高が減れば利息収入も無くなり、倒産となってしまいます。大手で断られた顧客にいかに融資して、回収していくことが中堅・中小消費者金融会社の最大の課題とも言えるかもしれません。詳しくは中堅消費者金融比較!おすすめの審査先は?を参考にしてください。
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