中堅消費者金融の審査事情
貸金業法が改正してから以前より借りにくくなったとよく言われます。本当にそうでしょうか?上限金利引下げ・総量規制導入・過払い返還で貸金業者はかなりの痛手を負っている状態です。
かなりの数の消費者金融会社は廃業や倒産に追い込まれ今や銀行以外キャッシングの収益で経営が成り立つのはいないとまで言われています。
しかし、今もなお営業を続けている貸金業者(大手銀行系以外)は当然キャッシングの収益で会社を経営し、利益を増やして生き残ろうとしているわけです。
そうした場合、融資残高を伸ばさなければ利息収入も増えず、いかに新規顧客に対して成約率を上げていくかがポイントとなります。
総量規制導入に伴い、貸付できる範囲は法律として絞られました。総量規制以上は法律で貸付禁止の中、中堅・中小の貸金業者であれば申込み客が総量規制内だった場合、多少無理をしても融資をしたいのが本音ではないでしょうか?今の中堅消費者金融の審査事情について書きたいと思います。
(最終更新日:平成29年11月17日)