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2014年08月27日

玉すだれ

玉すだれ

南米原産で明治初年(1870年前後)に渡来し、鑑賞用の草花として庭園に植えられる多年生草本です。

地下にラッキョウ型の鱗茎を持っています。玉簾(たますだれ)とは、葉が集まっている姿を簾とたとえ、花の白さを玉としたのだろうと、牧野新日本植物図鑑あります。

事務局の庭路の縁石の傍にひと群れ咲いて、純白の美しさが目を惹きます。
玉すだれ

では短歌を2首上げます。(短歌作例辞典より)

遠山 光栄
この庭の白きひかりは玉すだれ幻なして父あゆみゐる

松島 光代
玉すだれ咲きつらなりて夏枯れの園は漸く清しさ保つ


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