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2020年02月16日

ラミレスゾウカブト 昆虫標本

生き虫の世話も一段落し、特にすることがなかったので、昆虫標本の作製に取りかかることにしました。纏足した虫の飼育の思い出と共に、標本作成で気が付いたことを紹介していきます。

ramiresu2018.jpg


ラミレスゾウカブトは3産地飼育中ですが、このコンコルディア産は2014年に入荷した天然物から採れた幼虫を2015年2月に初令で10頭購入し飼育を開始しました。
幼虫10頭飼育して、羽化まで行けたのは確か3頭だけという情けないブリード結果ですが、何とか累代は維持できてます。ブリードが下手な分、数で勝負です(笑)
コンコルディアをグーグルマップで調べるとずいぶんと都会で、正確な産地か疑わしいとことではあります。ワイルドあるあるで、現地の採り子が集積地の地名を適当に付けていることも多いと聞きますので厳密に言ってもしょうがないですね。近辺には、ピチンチャやロスバンコス、パクトやペドロピセンテなどの有名産地があるので、その辺なのかもしれません。

昆虫標本については、現在バードウィングの標本箱15ケース分所持していますが、入りきらなくなった死虫が10年以上未纏足で放置されております。自慢できないですが、50Lカブトマットの段ボール2個がいっぱいになるくらいあるでしょうか。老後の楽しみにと置いてましたが、実際のところ歳を取ると老眼になるし集中力も衰えるし、何より死虫の保管場所が必要になってくるしで、何も良いことはありませんでした。

ここで私の死虫の保管方法について紹介いたします。
飼育品は自然死してしまうと2,3日で腐ってしまい標本には不向きな状態になってしまいます。ですので、標本にしておきたい個体だけは酢酸エチルや亜硫酸ガス等の薬品を使い活〆しています。適切な期間薬品で処理し、その後完全乾燥させ、紙製の封筒に入れ糊付けし仮保管しています。そうすると積み重ねて保管できるしラベルも封筒に直接書けますし、乾燥状態も保てます。
注意点としては、薬品処理を行った後に汚れを落とすために水洗いしないことでしょうか。水洗いすると薬品効果が薄れてしまい、仮保管中にヒョウホンムシにやられてしまいます。ブンブンなどの色虫の場合は亜硫酸ガスを使いますが、この薬品は時間が経過すると抜けてしまうので、早めに纏足して標本箱に収めるなど注意が必要です。
他の方法でビニール袋に入れて冷凍保存する方法もありますが、少量しか保管できないのでやっていません。

標本の価値は、天然物と飼育品で大きく異なり、実際のところ飼育品は無価値なのかもしれません。私はいろんな種類を集めて標本箱に収めることを目的としていますのであまり気にしていませんが、標本で購入したものも多数あるので、一応天然物か飼育品か分かるようラベルに記載しています。

学名:Megasoma janus ramirezorum
和名:ラミレスゾウカブト
産地:Concordia Ecuador

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