昆虫業界へのコロナの影響について、考えてみました。
緊急事態宣言の最中、ヤフオクは賑わっているようですが、コロナが終息後この業界はどうなって行くのでしょうか。
結論から言うと、良い点、悪い点が混在するものの、業界全体は大きく変化しないと思われます。
@家の中でできる趣味として、動植物や昆虫飼育が適している。↑
Aイベント等の人が集まる行事が減少するものの、ネットで生体や用品は入手できる。↑
B外国からの昆虫輸入が減少し、今まで以上にブリード品が売れるようになる。↑
C経済の悪化で収入が減少、趣味へ割り当てられるお金が減少する。↓
ショップのほとんどがネット販売に対応しているので、その点は問題なさそうですが、外国からの生体輸入に頼っているショップにとっては厳しくなるでしょう。
コロナは一旦終息しても、医療機関の発達していない後進国には残り続けると言われており、昆虫の輸出元はまさしくそういった地域になっています。
個人ブリーダーにとっては、ブリード品の需要が増えそうで若干良くなる感じですが、給与収入が減ったら高価な虫には手が出ませんね。
しかしお小遣い稼ぎのためには少し頑張ってみるのも手ではないでしょうか。私もそうですが、せめて飼育代くらいは浮かせたい。
魅力的な虫が多い南アメリカやアフリカの虫は、益々貴重になっていくと思われ、大切にしたいですね。
ただでさえ累代障害で産卵しない、幼虫で落ちてしまう、こういった現象が発生していますので、今後は累代障害との戦いになってきそうです。
ウガンデンシス標本 第二弾です。
2020年05月06日
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