ゴライアスの幼虫が続々とワンダリングを始めました。
ワンダリングとは、カナブンが繭を形成して蛹になろうとする前の徘徊行為で、おそらく繭を作るのにより良い環境を求めて移動を始めるのだと思います。
ワンダリングが始まると、こちらの写真のように頭を上げて側面をよじ登る仕草をします。これを見つけたら早い段階で繭を形成するためのビンへ移動させてやる必要があります。もうこの段階になると餌は不要で、体内に蓄積した糞で繭を作り、そこで前蛹、蛹、羽化の過程を経て成虫になります。このワンダリングを見落として数週間もすると繭を作るために蓄えた糞を出してしまい、結果幼虫は死亡してしまいます。
羽化用のビンは、カインズで購入した芝の目土を使用しています。
土は乾燥しているので、このように適度に加水し、1400tのクリアボトルへ投入します。
そして幼虫をこの中へ投入すれば終わりです。
しばらくは土の中を徘徊していますが忘れたころに繭を作っています。
私の場合。温度は22〜26度くらいの環境で、成虫が自力ハッチするか、羽化ビン投入から4か月待つことにしています。
4カ月も経過すると土はカラカラに乾燥してしまいますが、頑丈なコクーンの中は適度な湿度を維持して成虫にとっては居心地の良い環境の様です。
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2022年03月30日
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