「ヘラクレスオオカブト(ダイナステス亜属、ダイナスト属ダイナスト科):分子学的、形態学的、生態学的、地理学的分析の統合による改訂研究」というもの。英語の長文であることと、分子学的な解析手法の専門用語が理解できないので、書いてある結論だけを記載します。(内容はかなり簡略化しています)
その論文によると、下記個体群は当初D.h.herclesやD.hyllusの亜種として分類されていたが、独立した種であるということ。
Dynastes moroni Nagai, 2005 (REVISED STATUS)
Dynastes bleuzeni Silvestre and Dechambre, 1995(NEW STATUS)
Dynastes ecuatorianus Ohaus,1913 (NEW STATUS)
Dynastes lichyi Lachaume, 1985 (NEW STATUS)
Dynastes morishimai Nagai, 2002(NEW STATUS)
Dynastes occidentalis Lachaume, 1985 (NEW STATUS)
Dynastes paschoali Grossi and Arnaud,1993 (NEW STATUS)
Dynastes reidi Chalumeau, 1977 (NEW STATUS)
Dynastes septentrionalis Lachaume,1985 (NEW STATUS)
Dynastes trinidadensis Chalumeau and Reid, 1995 (NEW STATUS).
種樹の表から、姉妹関係が分かります。
マヤとモロン、グラントとヒルス、オキシデンタリスとセプテントリオナリス、エクアトリアヌスとモリシマイ、ヘラヘラとレイディ、ブリュゼニとトリニダデンシス。
それぞれの個体を飼育したことがある私から見ても上記はずばり似たもの通しで、良く分類されていると思います。
私は昆虫学者でもなくただのブリーダーですので、読んだ内容をそのまま紹介させていただきましたが、亜種名の改変などは昆虫学者さんにお任せいたします。
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