中上級者向けの便利な飼育用品について情報をまとめてみました。
これまで私のブログではあまり触れてこなかったお話です。
【生ごみ処理機】
生ごみ処理機にはいろいろなタイプがありますが、ブリード用に使うならバイオ式が良いです。日立のごみパックンBGDシリーズは愛用しているブリーダーが多く、生産中止の今でも高値で取引されています。
工夫次第で使い道はいろいろあります。発酵マット、産卵用のマット、廃棄マットの再利用など。友人も自作マットでギネスホルダーになっていますし、自作の発酵マットが年中、短期間でできるのが一番の魅力ではないでしょうか。
私の使っている機種はBGD-100,200で、それぞれ10s、20sまで攪拌能力があります。
【マットプレス機】
こちらは三階松きのこ農城さんのマットプレス機です。
最大荷重420sで菌糸ビンが超堅詰めできます。私は菌糸ビンを使う飼育種が少なかったのでこれまで購入してきませんでしたが、友人からお借りして使ってみたら何と使い勝手が良いことか。他にはオオクワメカニクルAshtakaさんのがあり、こちらも予約待ちの人気商品です。ずっしり重たい菌糸ビンはこれがなければ作れないでしょう。良い菌糸ブロックをより良い状態で幼虫に食わせて、より大きな幼虫に育てるという理論です。
【ワインクーラー】
ミヤマやドウイロクワガタなど、低温種の虫にはこれがあれば夏場の管理も安心です。私は2台使用していますが、大きい方は”もりのとびら”でずいぶん前に生産中止になってしまいました。
小型は市販のペルチェ式ワインセラーで、似たような機種は現在でも販売されています。
こちらは年中12度で管理しておりミヤマ成虫の休眠などで利用しています。
【その他小物シリーズ】
こちらは自作のエサ皿です。ヘラヘラなどの産卵セットに使用しています。16gゼリーも1週間分入るし、おまけに転倒防止にもなって便利ですよ。直径32oの穴を複数あけています。
こちらはダイソーの塵取りです。コンテナに移したマットをすくったりするのにとても便利です。多くの方は園芸用のスコップを使っていると思いますが、こちらの方が使いやすいです。
こちらは産卵マットを堅く詰める際に使う赤レンガのブロックです。
あまり強くやりすぎるとケースの底が割れますが、適度に堅詰めするには効果的です。
キノコバエの退治にはこちらの殺虫灯が便利です。キノコバエが入るとバチっと焼ける音がします。最近の機種は昔の機種よりコバエを集める効果が高いのか、良く採れます。
こちらは2点計測できる温度計です。長いひもの先のセンサーと本体部分のセンサーで計測が可能です。最大と最小の値も記録できるようになっています。こちらは虫部屋の数カ所とガラス温室の中に設置しています。
こちらはUVライトになります。
紫外線とオゾン殺菌効果で室内のカビやアレルゲン物質を無害化してくれます。
調理室や子供部屋などにも使われるもので、COVID-19 の対策にもなります。
タイマーを使って1日に20分だけ点灯させるようにしています。
【このカテゴリーの最新記事】