2017年01月15日
3日目.主人公作成
3.主人公を作成する……前にラスボスを作成する
マップを作ったら、次に考えるべきは主人公たちです。
もちろん、すでに主人公を考えてある人は必要ないでしょうが、まだ考えてもいない人は、とりあえず主人公の枠だけ確保のため、以下のことだけ決めておきましょう。
・主人公の名前
・最終的にどの程度の強さまで容認できるか
*基準:ラスボスを倒す時に余裕で倒せてしまっていいのか、少しは苦労して欲しいのか
・ラスボス時の職業
・ラスボス時の装備
・ラスボス時の仲間
・一番強い敵はラスボスでいいのか?
他の事項は後回しでもなんとかなりますが、少なくとも赤文字のふたつだけは決めてしまいましょう。
最初に開くのは、
・上のメニューバーにある「ツール」>「データベース」
・キーボードの「F9」キー
のどちらかから、データベースウィンドウを開き、「アクター」タブを開きます。
主人公は001が一番わかりやすいですが、もし主人公を複数のタイプから選ぶようなシステムにしたい場合には、001、002、003、……と順に作るといいでしょう。
3-1.主人公を簡単に設定する
3-1-1.アクタータブ
まず「アクター」タブの中では、名前と顔グラフィックだけでもここで決めてしまいましょう。
もちろん後で変えることも可能ですので、自分で描いたりする場合にも、とりあえず名前と顔くらいは埋めておいた方がいいです。
同様に、ラスボスと戦う予定の仲間キャラも作っておきましょう。この仲間などの名前は今は適当で構いません。
3-1-2.職業タブ
それが済んだら「職業」タブに移動し、ラスボスを倒す際の職業を作ってしまいましょう。
職業もとりあえずは、すでに転職ツリーが出来上がっている、というのでなければ、主人公や仲間の最終職業だけで構いません。

この8つの能力値を決めます。
*能力値の有用性としては、カーソルを合わせてクリックせずにいれば説明文が出てきます。
「曲線生成」というボタンを押すと、

このような画面になります。レベル1とレベル99の値を決めたら、「早熟」「普通」「晩熟」を決めます。
早熟(早く強くなるが、レベル最大に近付くにつれて能力の上昇が緩やかになる)

普通(レベルが上がるごとに毎回同じだけ強くなる)

晩熟(最初は緩やかに強くなるが、レベル最大に近付くにつれ能力の上昇が大きくなる)

ここでは少なくとも、最大レベルの値だけを決めてしまって下さい。

このようにレベルの場所を変えると、それぞれ値を見ることができます。
3-2.ラスボスを作成する
次に、「敵キャラ」タブを開きます。
敵キャラをどの程度設定するかにもよりますが、最大2000の枠がありますので、いくらでも作成は可能です。多分2000全部を埋める人はほとんどいないでしょう。
まぁ、どちらにしろ下の方が強い、という構図にした方が分かりやすいと思いますので、とりあえずラスボスは一番下に作ることをお勧めします。
まずは項目を全て埋めます。ラスボスを倒したらクリア、という構図なら、ドロップアイテムは特に設定しなくて構いません。経験値や所持金も全て0で構いません。
また、ラスボスと共に戦うモンスターがいるなら、ラスボスの上に作ってしまいましょう。
孤独な魔王が一人で待ち受ける、というのも悪くはないですが、魔王に共感し、魔王と共に戦う存在があったとしてもおかしくはないと思います。ストーリーに合わせて考えましょう。
3-3.ラスボスの敵グループを設定する
次に「敵グループ」というタブを開きます。

こんな画面が出て来るので、右の一覧からラスボスと取り巻きを選びます。
また、モンスターの配置が気に入らない場合、左の画面で絵をドラッグして動かします。

これでいいかな、と思ったら、名前の自動生成ボタン、もしくは任意で名前を入力します。
3-4.戦闘テスト
スキルがまだ作られていないので、「とりあえず」ではありますが、戦闘テストを実施します。
スキルを作ったらまたこの戦闘テストを繰り返しますが、現時点では「ちょっと敵強すぎね?あっでもポーションとかいっぱいあればなんとか行けるかも!?……あっやっぱり無理だった」レベルに強くしておくと後が楽です。ちなみに、もちろん味方は全員99レベルで戦います。
3-EX.応用
3-EX-1.最初から強いアクター
仲間になった時点で、ある程度のレベルに達している場合も多いと思います。
この場合、該当アクターの基本設定から「初期レベル」を上げることで、出会った時のレベルを決めることができます。
また、後日紹介する「イベント」で、アクターのレベルを調整することもできますので、無理にここで設定しなくても構いません。
3-EX-2.変わった職業
曲線は、実は自由に作ることが可能です。
例を挙げます。
例1:レベルが上がる度にどんどん弱くなる職業

このように設定することで、

このような曲線を生成することができます。
例えばお爺ちゃんやお婆ちゃんのようなキャラクターの職業として作成し、だんだん年を取って弱くなる、という設定にも使えそうですね。
例2:強くならないキャラクター
最大値と最小値を同じ値にすることで、最初から最後まで一定の強さのまま一切成長しないキャラクターをつくることができます。
一時的に仲間になるアクター用の職業として使うと、強いアクターでパワーレベリング、ということができなくなります。
また、足手まといのキャラにこういった設定をすることで、「○○を守れ!」といったクエストを作るのもいいと思います。
例3:足手まといかなと思ってたら一定のレベルで唐突に化けるキャラクター
一定のレベルまでは全く強くならず、攻撃力がずっと1のままだったのに、25レベルになった途端に覚醒し、唐突に他のキャラより強くなる、というキャラも作ることができます。
設定の仕方は、ちょっと地道な作業です。

1~25(任意)のレベル帯を参照し、その数値を1に変えます。そうすると、

このように、曲線が修正されます。
あとは、25レベルになったらイベント(後日)を起こし、覚醒したとプレイヤーに気付かせてあげればいいわけです。
--------------------
今回は、アクター(主人公)と敵(ラスボス)の簡単な設定についてでした。
わかりやすく簡単な内容しかやっていませんので、すでにバリバリ作っている人には物足りなかったでしょうか?
さて、次回からはイベントの作り方について説明します。
今回までは画像がいっぱいあって分かりやすかったかもしれませんが、次回からはかなり文章の方が多くなります。
ひとつひとつを出来る限り掘り下げてやっていくつもりですが、今バリバリ作っている方にも「へぇー」と言って頂けるように頑張りますので、良かったら見に来てあげてください。
マップを作ったら、次に考えるべきは主人公たちです。
もちろん、すでに主人公を考えてある人は必要ないでしょうが、まだ考えてもいない人は、とりあえず主人公の枠だけ確保のため、以下のことだけ決めておきましょう。
・主人公の名前
・最終的にどの程度の強さまで容認できるか
*基準:ラスボスを倒す時に余裕で倒せてしまっていいのか、少しは苦労して欲しいのか
・ラスボス時の職業
・ラスボス時の装備
・ラスボス時の仲間
・一番強い敵はラスボスでいいのか?
他の事項は後回しでもなんとかなりますが、少なくとも赤文字のふたつだけは決めてしまいましょう。
最初に開くのは、
・上のメニューバーにある「ツール」>「データベース」
・キーボードの「F9」キー
のどちらかから、データベースウィンドウを開き、「アクター」タブを開きます。
主人公は001が一番わかりやすいですが、もし主人公を複数のタイプから選ぶようなシステムにしたい場合には、001、002、003、……と順に作るといいでしょう。
3-1.主人公を簡単に設定する
3-1-1.アクタータブ
まず「アクター」タブの中では、名前と顔グラフィックだけでもここで決めてしまいましょう。
もちろん後で変えることも可能ですので、自分で描いたりする場合にも、とりあえず名前と顔くらいは埋めておいた方がいいです。
同様に、ラスボスと戦う予定の仲間キャラも作っておきましょう。この仲間などの名前は今は適当で構いません。
3-1-2.職業タブ
それが済んだら「職業」タブに移動し、ラスボスを倒す際の職業を作ってしまいましょう。
職業もとりあえずは、すでに転職ツリーが出来上がっている、というのでなければ、主人公や仲間の最終職業だけで構いません。

この8つの能力値を決めます。
*能力値の有用性としては、カーソルを合わせてクリックせずにいれば説明文が出てきます。
「曲線生成」というボタンを押すと、

このような画面になります。レベル1とレベル99の値を決めたら、「早熟」「普通」「晩熟」を決めます。
早熟(早く強くなるが、レベル最大に近付くにつれて能力の上昇が緩やかになる)

普通(レベルが上がるごとに毎回同じだけ強くなる)

晩熟(最初は緩やかに強くなるが、レベル最大に近付くにつれ能力の上昇が大きくなる)

ここでは少なくとも、最大レベルの値だけを決めてしまって下さい。

このようにレベルの場所を変えると、それぞれ値を見ることができます。
3-2.ラスボスを作成する
次に、「敵キャラ」タブを開きます。
敵キャラをどの程度設定するかにもよりますが、最大2000の枠がありますので、いくらでも作成は可能です。多分2000全部を埋める人はほとんどいないでしょう。
まぁ、どちらにしろ下の方が強い、という構図にした方が分かりやすいと思いますので、とりあえずラスボスは一番下に作ることをお勧めします。
まずは項目を全て埋めます。ラスボスを倒したらクリア、という構図なら、ドロップアイテムは特に設定しなくて構いません。経験値や所持金も全て0で構いません。
また、ラスボスと共に戦うモンスターがいるなら、ラスボスの上に作ってしまいましょう。
孤独な魔王が一人で待ち受ける、というのも悪くはないですが、魔王に共感し、魔王と共に戦う存在があったとしてもおかしくはないと思います。ストーリーに合わせて考えましょう。
3-3.ラスボスの敵グループを設定する
次に「敵グループ」というタブを開きます。

こんな画面が出て来るので、右の一覧からラスボスと取り巻きを選びます。
また、モンスターの配置が気に入らない場合、左の画面で絵をドラッグして動かします。

これでいいかな、と思ったら、名前の自動生成ボタン、もしくは任意で名前を入力します。
3-4.戦闘テスト
スキルがまだ作られていないので、「とりあえず」ではありますが、戦闘テストを実施します。
スキルを作ったらまたこの戦闘テストを繰り返しますが、現時点では「ちょっと敵強すぎね?あっでもポーションとかいっぱいあればなんとか行けるかも!?……あっやっぱり無理だった」レベルに強くしておくと後が楽です。ちなみに、もちろん味方は全員99レベルで戦います。
3-EX.応用
3-EX-1.最初から強いアクター
仲間になった時点で、ある程度のレベルに達している場合も多いと思います。
この場合、該当アクターの基本設定から「初期レベル」を上げることで、出会った時のレベルを決めることができます。
また、後日紹介する「イベント」で、アクターのレベルを調整することもできますので、無理にここで設定しなくても構いません。
3-EX-2.変わった職業
曲線は、実は自由に作ることが可能です。
例を挙げます。
例1:レベルが上がる度にどんどん弱くなる職業

このように設定することで、

このような曲線を生成することができます。
例えばお爺ちゃんやお婆ちゃんのようなキャラクターの職業として作成し、だんだん年を取って弱くなる、という設定にも使えそうですね。
例2:強くならないキャラクター
最大値と最小値を同じ値にすることで、最初から最後まで一定の強さのまま一切成長しないキャラクターをつくることができます。
一時的に仲間になるアクター用の職業として使うと、強いアクターでパワーレベリング、ということができなくなります。
また、足手まといのキャラにこういった設定をすることで、「○○を守れ!」といったクエストを作るのもいいと思います。
例3:足手まといかなと思ってたら一定のレベルで唐突に化けるキャラクター
一定のレベルまでは全く強くならず、攻撃力がずっと1のままだったのに、25レベルになった途端に覚醒し、唐突に他のキャラより強くなる、というキャラも作ることができます。
設定の仕方は、ちょっと地道な作業です。

1~25(任意)のレベル帯を参照し、その数値を1に変えます。そうすると、

このように、曲線が修正されます。
あとは、25レベルになったらイベント(後日)を起こし、覚醒したとプレイヤーに気付かせてあげればいいわけです。
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今回は、アクター(主人公)と敵(ラスボス)の簡単な設定についてでした。
わかりやすく簡単な内容しかやっていませんので、すでにバリバリ作っている人には物足りなかったでしょうか?
さて、次回からはイベントの作り方について説明します。
今回までは画像がいっぱいあって分かりやすかったかもしれませんが、次回からはかなり文章の方が多くなります。
ひとつひとつを出来る限り掘り下げてやっていくつもりですが、今バリバリ作っている方にも「へぇー」と言って頂けるように頑張りますので、良かったら見に来てあげてください。
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