2017年01月13日
2日目.マップ作成
2.マップ作成
2-2.マップチップについて
1日目でも説明しましたが、マップを作成するには、マップ画像を用意する必要があります。
基本的にはMVですでに用意されている素材を使えばいいと思いますが、それでは表現できない場合には、自分でそのための画像を作成する必要があります。
48x48を1タイルとし、これを組み合わせた「タイルセット」と呼ばれるものを作る必要があります。
タイルセットにはいくつか種類があり、タイルの組み合わせ方にも規則性があります。
が、基本的にMVに入っているタイルセットで十分作りたいものは作れますし、いざとなったらGoogleなどで検索すれば欲しいタイルセットが見つかることも多く、わざわざ自分でドット絵で描くことは稀でしょう。
ただ、どうしても自分で描くと言うならば頑張るのもアリだとは思います。
画像を用意、またはMVのもので作ると決めたなら、あとはA~Eのタブを切り替えながら欲しいパーツをクリックし、そのパーツを置きたい場所をクリックすることで右の画面を埋めていきます。
・隣り合うチップを同時に配置したい場合は、ドラッグすることで複数選択できます。
・すでに作成中の場所を右クリック(&ドラッグ)することで、右クリック(&ドラッグ)した場所をコピーもできます。
最終的に作りたいものが完成すればOKですので自由に作りましょう。
また、RPGツクールには「下層」「中層」「上層」という概念があり、上の層が優先して表示されます。
ただ、これについて語り出すともの凄く長くなってしまうため、ご自身でタイルセットを重ねながら覚えた方がいいと思います。
例)下層「石の床」、中層「テーブル」、上層「花瓶」にした場合
→石の床の上にテーブルがあり、テーブルの上に花瓶が置かれている状態。
*MVからの仕様で、上層に2つのチップを置くことができるようになったため、工夫すれば、テーブルの上に書類を2枚重ね、1枚を取ってももう1枚が残る、と言った表現も可能になりました。
2-3.オートタイルについて
MVで用意されている素材の中には、オートタイルというものがあります。
タイルセット「フィールド」の場合は「A」のタグにあるすべてがそれに当たります。
実際に置いてみるとわかりますが、タイルを横に並べた時に、自然に見えるように自動的にタイルを調整してくれるのがこのオートタイルです。
ただこのオートタイル、少々厄介なこともあります。

例えばこういう部屋を作ろうとした場合。この部屋に絨毯をオートタイルで敷いてみます。

かなり不自然に見えませんか?
そう、本来であれば壁に隠れて見えないはずの下の模様、それから出口のところの模様です。
絨毯は真四角で構成されている方が自然なので、これはかなり違和感を感じると思います。
ではどうすればいいのか。
対処は非常に簡単で、Shiftキーを押しながらタイルを置くと、

このようにオートタイルを作動せずにタイルを置くことができます。
あとはタイルを横に並べた時に違和感をなくすオートタイルの特性を利用し、修正します。

ここ(修正したい絨毯の左隣のマス)を右クリックでコピーし、同じマスを左クリック。

反対側も右隣を同様に、そして入り口も下隣を同様に。

これで、絨毯は自然に見えるようになるかと思います。

*あくまで私のやり方ですので、もっと自分に合ったやり方があればご自身で模索して下さいね!
2-4.影について
影は、基本的にはオートタイルと同じように、本来影があるべき場所に自動で影が入るようになっています。
ただし、オートで入ってしまうため、これも自然に見えない場合があります。
影を消したり付けたりするのは、影ペン
を使って修正して下さい。
高い山のようなマップを作ったのに、影の付き方が不自然なときにも、この影ペンを使って修正すると少しは良くなることもあります。
2-5.応用編
2-4までは、マップチップを使ってマップを作成する方法をお伝えしましたが、ここからはガラリとやり方が変わります。
A‐<1枚絵からマップを作る>
用意するもの
・一枚絵(816x624)
・挫けぬ心
<やり方>
いつものようにMAP新規作成をし、遠景に用意した1枚絵を入れます。

いくつかやり方はありますが、とりあえず「歩くことの出来る」マップチップを置きます。
今は分かりやすいように、黒いモヤみたいなのを置いてみました。

ちゃんと画像のように歩くこともできます。
ちなみに、私は分かりやすいように黒いモヤを置きましたが、透明な何もないマップチップを用意して、歩ける設定にしてやれば、絵には何の影響もなく同じことができます。
遠景ではなく、1枚絵からMAPチップを作成することでも似たようなことができます。
ただ今回はマップの制作についてしかお話していませんので、詳しい話はまた後日に。
2-6.ロード
MVにテンプレートとして設定されている、サンプルマップです。
ロードしてそのまま使ったり、多少改造して使ったりすることもできるのですが、
複数の町をロードして、1つのMAPに統合してしまう、などということも可能です。
実は異なる2つのMAPでも、右クリックでコピー→左クリックで貼り付けの流れはできますので、単純にコピー&ペーストしてしまえばいいのです。
もっと言ってしまえば、MVを別のプロジェクトで2つ起動し、別のプロジェクトで作ったMAPをコピーすることも可能ですが、その話は後日ということにして、一旦置いておきます。
--------------------
今回は少し短めでしたが、いかがでしたでしょうか。
もしわかりにくいところなどがあれば、是非教えて下さい。
「こんなところを知りたい!」という質問・意見などがあれば、私のわかる範囲で、記事に追記する形で掲載させてお答えさせていただきます。
2-2.マップチップについて
1日目でも説明しましたが、マップを作成するには、マップ画像を用意する必要があります。
基本的にはMVですでに用意されている素材を使えばいいと思いますが、それでは表現できない場合には、自分でそのための画像を作成する必要があります。
48x48を1タイルとし、これを組み合わせた「タイルセット」と呼ばれるものを作る必要があります。
タイルセットにはいくつか種類があり、タイルの組み合わせ方にも規則性があります。
が、基本的にMVに入っているタイルセットで十分作りたいものは作れますし、いざとなったらGoogleなどで検索すれば欲しいタイルセットが見つかることも多く、わざわざ自分でドット絵で描くことは稀でしょう。
ただ、どうしても自分で描くと言うならば頑張るのもアリだとは思います。
画像を用意、またはMVのもので作ると決めたなら、あとはA~Eのタブを切り替えながら欲しいパーツをクリックし、そのパーツを置きたい場所をクリックすることで右の画面を埋めていきます。
・隣り合うチップを同時に配置したい場合は、ドラッグすることで複数選択できます。
・すでに作成中の場所を右クリック(&ドラッグ)することで、右クリック(&ドラッグ)した場所をコピーもできます。
最終的に作りたいものが完成すればOKですので自由に作りましょう。
また、RPGツクールには「下層」「中層」「上層」という概念があり、上の層が優先して表示されます。
ただ、これについて語り出すともの凄く長くなってしまうため、ご自身でタイルセットを重ねながら覚えた方がいいと思います。
例)下層「石の床」、中層「テーブル」、上層「花瓶」にした場合
→石の床の上にテーブルがあり、テーブルの上に花瓶が置かれている状態。
*MVからの仕様で、上層に2つのチップを置くことができるようになったため、工夫すれば、テーブルの上に書類を2枚重ね、1枚を取ってももう1枚が残る、と言った表現も可能になりました。
2-3.オートタイルについて
MVで用意されている素材の中には、オートタイルというものがあります。
タイルセット「フィールド」の場合は「A」のタグにあるすべてがそれに当たります。
実際に置いてみるとわかりますが、タイルを横に並べた時に、自然に見えるように自動的にタイルを調整してくれるのがこのオートタイルです。
ただこのオートタイル、少々厄介なこともあります。

例えばこういう部屋を作ろうとした場合。この部屋に絨毯をオートタイルで敷いてみます。

かなり不自然に見えませんか?
そう、本来であれば壁に隠れて見えないはずの下の模様、それから出口のところの模様です。
絨毯は真四角で構成されている方が自然なので、これはかなり違和感を感じると思います。
ではどうすればいいのか。
対処は非常に簡単で、Shiftキーを押しながらタイルを置くと、

このようにオートタイルを作動せずにタイルを置くことができます。
あとはタイルを横に並べた時に違和感をなくすオートタイルの特性を利用し、修正します。

ここ(修正したい絨毯の左隣のマス)を右クリックでコピーし、同じマスを左クリック。

反対側も右隣を同様に、そして入り口も下隣を同様に。

これで、絨毯は自然に見えるようになるかと思います。

*あくまで私のやり方ですので、もっと自分に合ったやり方があればご自身で模索して下さいね!
2-4.影について
影は、基本的にはオートタイルと同じように、本来影があるべき場所に自動で影が入るようになっています。
ただし、オートで入ってしまうため、これも自然に見えない場合があります。
影を消したり付けたりするのは、影ペン

高い山のようなマップを作ったのに、影の付き方が不自然なときにも、この影ペンを使って修正すると少しは良くなることもあります。
2-5.応用編
2-4までは、マップチップを使ってマップを作成する方法をお伝えしましたが、ここからはガラリとやり方が変わります。
A‐<1枚絵からマップを作る>
用意するもの
・一枚絵(816x624)
・挫けぬ心
<やり方>
いつものようにMAP新規作成をし、遠景に用意した1枚絵を入れます。

いくつかやり方はありますが、とりあえず「歩くことの出来る」マップチップを置きます。
今は分かりやすいように、黒いモヤみたいなのを置いてみました。

ちゃんと画像のように歩くこともできます。
ちなみに、私は分かりやすいように黒いモヤを置きましたが、透明な何もないマップチップを用意して、歩ける設定にしてやれば、絵には何の影響もなく同じことができます。
遠景ではなく、1枚絵からMAPチップを作成することでも似たようなことができます。
ただ今回はマップの制作についてしかお話していませんので、詳しい話はまた後日に。
2-6.ロード
MVにテンプレートとして設定されている、サンプルマップです。
ロードしてそのまま使ったり、多少改造して使ったりすることもできるのですが、
複数の町をロードして、1つのMAPに統合してしまう、などということも可能です。
実は異なる2つのMAPでも、右クリックでコピー→左クリックで貼り付けの流れはできますので、単純にコピー&ペーストしてしまえばいいのです。
もっと言ってしまえば、MVを別のプロジェクトで2つ起動し、別のプロジェクトで作ったMAPをコピーすることも可能ですが、その話は後日ということにして、一旦置いておきます。
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今回は少し短めでしたが、いかがでしたでしょうか。
もしわかりにくいところなどがあれば、是非教えて下さい。
「こんなところを知りたい!」という質問・意見などがあれば、私のわかる範囲で、記事に追記する形で掲載させてお答えさせていただきます。
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