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2019年02月07日

犯罪

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皆様こんにちわ

小谷中広之という男の書評小谷中広之」です
本との出会いを大切に…


本【犯罪】
著者【フェルディナント・フォン・シーラッハ】
お勧めする人【サスペンス好き 短編小説好き ドイツ小説好き】

著者は弁護士、数々の事件との関わりからノンフィクションではないがそれに近い小説を書き下ろした
それがこの本だ
短編小説で11の物語があり、読み飽きることなく事件の裏側を知ることが出来る
11の物語で私が印象的だった作品は「サマータイム」だ
若干推理小説に似たところがあるように思う。思う、というのは私は推理小説を読んだことがないから、思う、になる
この作品に登場してくるアッバス、そのアッバスのために早くて簡単に金を稼げる仕事に就いたシュテファニー
アッバスの借金はそう簡単に返せる額ではなく、それに借りた相手が悪かった
いつか命をとられてしまう、落ちているアッバス援助するためにシュテファニーは体を使い稼ぎ出す
特定の一人の男性のみと契約を交わし、その男性と体だけの関係が始まる
それは一回だけにはとどまらず多くの回数を重ねていき、いつの日か互いにひかれあっていく
その男性の名はボーハイム
ボーハイムとシュテファニーは体だけではなく気が合う関係になっていることに気が付くボーハイムだが互いの関係を終わらせることは中々できない
そんな中、アッバスが感づいてしまう
そして…ある日シュテファニーは何者かに殺害される
読んでいて犯人は奴だと私はすぐに気が付いたが、物語はもう一人の人物を殺人容疑で逮捕する
殺人者と私が見ていた人物がどのように容疑者として逮捕されなかったのか?
しかし結局はこの二人は無罪となる…
未解決事件と化す

シュテファニーは愛するアッバスのために起こした行動が裏目に出てしまい亡くなってしまう
切なすぎる、アッバスとシュテファニーのような夫婦、カップルはおおよそこの日本にも存在しているだろう
どうしようもない旦那、どうしようもない彼氏のために私が頑張らないと、そう思い込み援助という言葉を自分自身にうまく利用し身を粉にして働く
私にはこの人しかいない、この人が私の前からいなくなるくらいなら私が頑張る、私はどうなってもいいこの人とさえ一緒にいられるのなら…と

努力というものを見つめなおしてみてほしい、そう生前のシュテファニーに伝えたい



もしこの書評をご覧になって、少しでもそのにご興味を持たれた方!!私のブログ内から購入をしていただければ、私に少しばかり収入が入り、新たなへの資金となり大変助かりますが、今の時代、ご自身でご購入の道をたどった方が効率が良いと思いますので、その辺の選択はお好きにしてください

さて、私が日々読んでいるの書評というよりも感想文に近い内容を投稿していますので、完全個人主観となっていますことをご理解お願いします








定期的に書評は更新しています(今年の2019年からは、誠に勝手ながら一週間に一冊のご紹介に絞っていきます)

私の会社のホームページです。コラムも書いていますので覗いてみてください⇓
http://cycleair.jp/
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