2019年06月10日
俺と嫁のなれ初め
2年程前から、隣町に住んでる女に言い寄られてた高校からの友達で性格は良いんだけど顔が好みじゃないから、やんわりと付き合えないと断り続けてたその頃仕事も上手くいかず、悪いことは重なるもので母ちゃんが事故で死んだんだ同情だけは絶対にされたくないから、母ちゃんが死んだことを誰にも言わず一人で落ち込んでた母ちゃんが死んだその日の夜、その女から電話が
「お母さん亡くなったらしいね・・・。」
「・・・」
「今まで言わなかったけど、私もお母さん死んだんだ・・・昨日だよ。家の階段から落ちたんだ・・・」
「・・・え?」
「・・・一緒だね」
・・・この一言で救われた様な気がした。
彼女なら分かってくれると思った同情なんていらないと思ってた。
ただ甘えたかったんだ抑えてた感情が一気に溢れ出し、大の大人がわんわん泣いちまったそんな俺の醜態にも、彼女は一緒になってわんわん泣いてくれて、いつしか彼女のことが好きになってたこれが俺と嫁のなれ初め
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posted by 暇つぶしに読める話のまとめ at 07:00
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