2018年11月23日
洋画「メメント」
「メメント(Memento)」
記憶が10分しかもたない前向性健忘の主人公が妻の仇を探す、難解なストーリーが特徴の映画。
とにかく!難解です。見ていて「あれ?あれ?」となってしまう。映画を初見だと登場人物名が把握できないという人にとってはより難しく感じるかもしれません。
【登場人物】
レナード・シェルピー。主人公。記憶がもたないため撮った写真にメモを書いたり、重要なことは体に刻んだりしますが、それがかえってあだになっていることも…。
テディ…眼鏡にヒゲの男。レナードの犯人捜しを手伝ってくれ‥る‥?悪徳警官で馴れ馴れしい態度が特徴的です。
ナタリー…レナードの依頼を受けて調査をする女性。役はマトリックスシリーズでヒロイン・トリニティを演じたキャリー=アン・モス。(サイレントヒル・リベレーション3Dではクローディアを演じています。)
ナタリーの恋人、ジミーは行方不明らしい。
サミュエル・“サミー”・ジャンキス…レナードの回想シーンに出てくる人物。彼はレナードと同じく前向性健忘症で2分しか記憶が持ちませんでした。「サミーを忘れるな」とは彼を教訓にしろという意味のいわばおまじないです。ちなみにレナードは過去、保険会社で働いていて、その顧客がサミーだったのです。サミーの奥さんジャンキス夫人は前向性健忘性の夫に疲れ切っています。
結局サミーはどうなったのか?回想シーンが度々、挿入され結末が明らかになってきます。
ジョン・G…レナードを襲い彼の妻を殺害したと思われる人物の名前。レナードの腕にその名前が刻まれている。
ドッド…ジミーの相棒
【見どころ!】
この作品の見どころは、モノクロの映像が頻繁に挿入されることです。カラーとモノクロによって何が違うのか?その違いに気付くことによって、この作品の深みに気付くと思います。ただしこの手法によって話が複雑化していることも事実…。
このカラー&モノクロのトリックに気付くのは最後の最後かもしれません。ですので2回目、3回目と繰り返し見る時に、違った角度で見る楽しみがあります。
【見どころ2!】
この作品は「皆ヒドイ」&「嘘つき」のオンパレードです。レナードは前向性健忘症ですが、観ているお客さんのほとんどはそうではないので、レナードの気持ちは分かりません。ところが先述したようにカラー&モノクロによるトリッキーな映像作り、そして嘘つきのオンパレードで、観ているお客さんも「何が真実か?自分の記憶は正しいのか?」と疑心暗鬼になっていきます。ここでレナードの苦しみが少しわかって来るのではないでしょうか。
ところで誰が「酷くて」「嘘つき」なのか?ここが分かると、メメントという難解な映画の全貌が見えてくると思います。ネタバレになるので控えますが、個人的には至る所に…だと思います。はい。
メメントって?
メメントで、記念の品、形見、思い出の種(webioより)
メメント・モリで、死を記憶せよ、自分がいつか死ぬことを忘れるな
ラテン語に由来し、古代ローマ時代に使われていた古い言葉です。ただし当時より後世に脚光を浴びた言葉です。
メメント(Memento)/2000年アメリカ
監督・クリストファー・ノーラン
原作・ジョナサン・ノーラン
ガイ・ピアース/キャリー=アン・モス/ジョー・パントリアーノ
記憶が10分しかもたない前向性健忘の主人公が妻の仇を探す、難解なストーリーが特徴の映画。
とにかく!難解です。見ていて「あれ?あれ?」となってしまう。映画を初見だと登場人物名が把握できないという人にとってはより難しく感じるかもしれません。
【登場人物】
レナード・シェルピー。主人公。記憶がもたないため撮った写真にメモを書いたり、重要なことは体に刻んだりしますが、それがかえってあだになっていることも…。
テディ…眼鏡にヒゲの男。レナードの犯人捜しを手伝ってくれ‥る‥?悪徳警官で馴れ馴れしい態度が特徴的です。
ナタリー…レナードの依頼を受けて調査をする女性。役はマトリックスシリーズでヒロイン・トリニティを演じたキャリー=アン・モス。(サイレントヒル・リベレーション3Dではクローディアを演じています。)
ナタリーの恋人、ジミーは行方不明らしい。
サミュエル・“サミー”・ジャンキス…レナードの回想シーンに出てくる人物。彼はレナードと同じく前向性健忘症で2分しか記憶が持ちませんでした。「サミーを忘れるな」とは彼を教訓にしろという意味のいわばおまじないです。ちなみにレナードは過去、保険会社で働いていて、その顧客がサミーだったのです。サミーの奥さんジャンキス夫人は前向性健忘性の夫に疲れ切っています。
結局サミーはどうなったのか?回想シーンが度々、挿入され結末が明らかになってきます。
ジョン・G…レナードを襲い彼の妻を殺害したと思われる人物の名前。レナードの腕にその名前が刻まれている。
ドッド…ジミーの相棒
【見どころ!】
この作品の見どころは、モノクロの映像が頻繁に挿入されることです。カラーとモノクロによって何が違うのか?その違いに気付くことによって、この作品の深みに気付くと思います。ただしこの手法によって話が複雑化していることも事実…。
このカラー&モノクロのトリックに気付くのは最後の最後かもしれません。ですので2回目、3回目と繰り返し見る時に、違った角度で見る楽しみがあります。
【見どころ2!】
この作品は「皆ヒドイ」&「嘘つき」のオンパレードです。レナードは前向性健忘症ですが、観ているお客さんのほとんどはそうではないので、レナードの気持ちは分かりません。ところが先述したようにカラー&モノクロによるトリッキーな映像作り、そして嘘つきのオンパレードで、観ているお客さんも「何が真実か?自分の記憶は正しいのか?」と疑心暗鬼になっていきます。ここでレナードの苦しみが少しわかって来るのではないでしょうか。
ところで誰が「酷くて」「嘘つき」なのか?ここが分かると、メメントという難解な映画の全貌が見えてくると思います。ネタバレになるので控えますが、個人的には至る所に…だと思います。はい。
メメントって?
メメントで、記念の品、形見、思い出の種(webioより)
メメント・モリで、死を記憶せよ、自分がいつか死ぬことを忘れるな
ラテン語に由来し、古代ローマ時代に使われていた古い言葉です。ただし当時より後世に脚光を浴びた言葉です。
メメント(Memento)/2000年アメリカ
監督・クリストファー・ノーラン
原作・ジョナサン・ノーラン
ガイ・ピアース/キャリー=アン・モス/ジョー・パントリアーノ
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