2017年01月20日
便秘がもたらす死に至る病気は
便秘がもたらす死に至る病気は
多くの人が悩んでいる便秘。
改善しないまま放っておくと、ある恐ろしい病気のリスクが高くなることがわかっています。その病気とは何でしょう?
問題
解答
答えは、「脳卒中」です。
これは東北大学大学院公衆衛生学分野の辻一郎教授・本藏賢治氏(大学院生)らのチームが国際医学専門誌「Atherosclerosis(動脈硬化症)」の2016年3月号に発表した研究。
40〜79歳の男女4万5112人を約13年間追跡調査した結果、便秘の人は、心筋梗塞や脳卒中などの循環器疾患で死亡する危険性が高いことが分かったんです。
さらに詳しく見てみると、循環器疾患の死亡リスクは便秘の度合いが増すにつれて高くなっていました。
その割合は「1日1回以上」の人に比べ、「2〜3日に1回」の人は1.21倍、「4日に1回以下」の人は1.39倍。
中でも脳卒中による死亡リスクは高く、「1日1回以上」の人に比べ、「2〜3日に1回」の人は1.29倍、「4日に1回以下」の人は1.90倍にもなっていたんです。
この研究では便秘から脳卒中につながるメカニズムまでは明らかにされていませんが、この研究を知った医師たちの見解によると、「排便の時にいきむと血圧が上がるし、腸内細菌の変化が高血圧や動脈硬化に関連することもわかっているので、それが原因かもしれない」とのこと。
また便秘になりやすい人は、運動不足、食物繊維の不足、水分不足など共通の生活習慣があり、それは同時に血液をドロドロにして血圧を高め、様々な毒素を体内にためこむ結果になるのではないか」という意見もあります。
いずれにしても便秘になる生活習慣は危険。便秘にならないためにも、脳卒中にならないためにも、健全な食生活と適度な運動を心がけましょう。
多くの人が悩んでいる便秘。
改善しないまま放っておくと、ある恐ろしい病気のリスクが高くなることがわかっています。その病気とは何でしょう?
問題
解答
答えは、「脳卒中」です。
これは東北大学大学院公衆衛生学分野の辻一郎教授・本藏賢治氏(大学院生)らのチームが国際医学専門誌「Atherosclerosis(動脈硬化症)」の2016年3月号に発表した研究。
40〜79歳の男女4万5112人を約13年間追跡調査した結果、便秘の人は、心筋梗塞や脳卒中などの循環器疾患で死亡する危険性が高いことが分かったんです。
さらに詳しく見てみると、循環器疾患の死亡リスクは便秘の度合いが増すにつれて高くなっていました。
その割合は「1日1回以上」の人に比べ、「2〜3日に1回」の人は1.21倍、「4日に1回以下」の人は1.39倍。
中でも脳卒中による死亡リスクは高く、「1日1回以上」の人に比べ、「2〜3日に1回」の人は1.29倍、「4日に1回以下」の人は1.90倍にもなっていたんです。
この研究では便秘から脳卒中につながるメカニズムまでは明らかにされていませんが、この研究を知った医師たちの見解によると、「排便の時にいきむと血圧が上がるし、腸内細菌の変化が高血圧や動脈硬化に関連することもわかっているので、それが原因かもしれない」とのこと。
また便秘になりやすい人は、運動不足、食物繊維の不足、水分不足など共通の生活習慣があり、それは同時に血液をドロドロにして血圧を高め、様々な毒素を体内にためこむ結果になるのではないか」という意見もあります。
いずれにしても便秘になる生活習慣は危険。便秘にならないためにも、脳卒中にならないためにも、健全な食生活と適度な運動を心がけましょう。
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