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2016年06月26日

してあげたことは、嫌な事のおまけも含めて忘れる/してもらったことは、少しでも感謝すべき事があれば忘れない

してあげたことは、嫌な事のおまけも含めて忘れる/してもらったことは、少しでも感謝すべき事があれば忘れない
https://fanblogs.jp/hagisannoblog02/archive/217/0?1466948232


『あの時これだけしてやったのに/その時あんなにしてやったのに…なんでオマエは!…』
人間関係を良くするも悪くするもこの言葉一つである。
この言葉を心の拠り所にしてきてしまった寂しい人は…決して少数派ではないはずだ。
というか、もはや多数派少数派の区分けでどうのこうの言うべき問題ではない。
これは社会と時代の気分の問題、というべきだ。
そもそも人間と人間の関係は、
商売が仲介するのでなければ(商売とは基礎として存在する人間関係の上部に築かれた二次的構造である)
物のやり取りでオマエが上、オレが下等と定義されるものではありえない。
『人間性の取り扱い』に関していかに注意を払う事ができるか。
『人間性の取り扱い』をいかにぞんざいに扱ってしまうか。
この二択を間違える事で、寂しい人間関係になるか豊かな人間関係になるかの違いが劇的に現れる。
昨今『日本人は平和ボケ/日本人は劣化している』…
すべて、『物を渡して見返りを期待しないではいられない心理』に自制が効かなくなったおかげ、と考えられる。
他人の立場を考えなければいけない事は誰でも判っている。
しかし判っているだけで手も足も出ない。
そんな事より自分の事、と考えてしまう。
それがいい事か悪い事か、と倫理モラルの判断を考えてみる事は悪くない。
しかし考えているだけでは、いつまでたっても行動が発生しない。

『あの時これだけしてやったのに/その時あんなにしてやったのに…なんでオマエは!…』

人生の晩年を、上記のような寂しいセリフを生存哲学として過ごさなければならない生き方は変えるべきである。
生きる事は食って身体を動かして仕事して寝て、喜怒哀楽を実感する事だ。
頭で考えてそれで終わり、という事ではない。
この寂しい人生を変革する特効薬が、

『してあげたことは、嫌な事のおまけも含めて忘れる/してもらったことは、少しでも感謝すべき事があれば忘れない』

心が荒んで、意に添わない人間は責める事しか考えない人でも、
暖かい言葉を届ける事は可能である。


2016.06/26












交際相手との「性的行為」理由に高校を退学させられた…妥当な処分なのか?

交際相手との「性的行為」理由に高校を退学させられた…妥当な処分なのか?


交際相手と性的な行為をしたことを理由に高校の退学を勧告されたのは行き過ぎで違法だとして、18歳の男子大学生が、仙台市のサッカー強豪校として知られる高校の学校法人と校長に約600万円の損害賠償を求める訴えを仙台地裁に起こした。

河北新報によると、高校は、男子学生が3年生だった2015年12月、交際相手と性的な行為をしたことを理由に退学処分を決定し、自主退学するよう勧めた。
男子学生は転校を余儀なくされ、指定校推薦で進学が決まっていた関東の私立大から合格を取り消された。
また、男性学生が所属していたサッカー部は全国高校サッカー選手権に出場したが、男子学生は開幕の2日前に退学したため出場できなかったという。

男子学生側は「性的な行為が退学処分の理由になるとの校則は存在しない。教師も周知しておらず、裁量権の乱用で違法だ」と主張している。

この高校の学則を調べてみると、
「校長は、校規を乱し、訓戒にそむき、その本分に違反した生徒」を「退学」にできると定められていた。
退学にできる場合として、
「性行不良で改善の見込がないと認められる者」、
「学力劣等で成業の見込がないと認められる者」、
「正当な理由がなくて出席常でない者」、
「学校の秩序を乱し、その他生徒としての本分に反した者」という4つの項目が定められていた。

このほか、
「生徒心得」などは校長が別に定めると規定されていたため、
「性的な行為」がそうした生徒心得などで禁止されているのか、弁護士ドットコムニュース編集部は高校側に問い合わせたが、
「生徒のプライバシーに関わることなので、校則が存在するかどうかを含め、何もコメントできません」との回答だった。

一般論として、交際相手との性的行為があったことのみを理由に、高校が生徒を退学処分とすることは、法的に問題があるのだろうか。
猪野亨弁護士に聞いた。

●「禁止する事項ではなく、教育の中で高校生に考えさせていく問題」
「あくまで一般論としての解説になりますが、高校3年の男子学生が交際相手との性的関係を持ったことのみを理由に、高校が生徒に対して退学処分をすることは違法で、処分は無効と判断される可能性があります」

猪野弁護士はこのように述べる。なぜだろうか。

「高校生の本分は学業ですが、さまざまな人たちとの関わりの中で成長し、その中に特定の異性と恋愛することも自然なことだと考えられます。

ただ、高校生であるがゆえに成人(社会人)と同様の関係を築くことができなかったり、まだ未熟さからくる失敗(適正な距離間がわからず相手を傷つけたり、無知から意図しない妊娠をしてしまうことなど)があったりするかもるかもしれません。

しかし、そうしたことがらは、そもそも禁止する事項ではなく、教育の中で高校生に考えさせていく問題です」

処分をするかどうか、高校に決める裁量はないのか。

「退学などの学校の懲戒処分は、基本的には、学校内の秩序を乱した生徒に対して加えられる制裁です。懲戒処分ができる範囲は、秩序を乱したという範囲に限定されると考えます。

そして、懲戒処分をするにあたっては一定の裁量があるとされています。この裁量の考え方は、『一定の幅の中で、どのような処分をするのか懲戒処分権者が決定してよい』とする考え方です。

裁量権の濫用というのは、今回のケースで言えば、『高校側に生徒を懲戒する裁量があったとしても、退学処分は、いくらなんでも裁量の範囲を逸脱している』という主張です。裁判所の判断の枠組みに合わせた主張といえるでしょう」

●「裁量権の範囲を逸脱する可能性」
性的行為を理由に生徒を退学処分にすることは、裁量の範囲内なのか。

「戦前なら男女交際の禁止など当然の扱いでしたが、現代において通用する価値観ではありません。

学校内で行われたとか、意図的に自分から吹聴しているとか校内秩序を乱す事情がない限り、そもそも、懲戒処分の対象になり得ないと考えられます。

しかも、いきなり退学処分ともなれば、学業の道を絶つ重大な処分であり、それが部活動であろうとも高校教育の一環ですから、そう簡単に奪ってはならないものです。

こうしたことから考えると、交際相手との性的行為を理由に退学処分にすることは、裁量の範囲を逸脱している可能性があると考えられます」

今回のケースで争われているのは、私立高校の処分だが、私立か公立かという点はポイントになるのか。

「私立高校であろうと事情は変わりません。

私立大学の退学処分が争われたケースで、学生が学外で政治活動を行ったことを理由に下した退学処分の有効性が争われた裁判がありました。
『昭和女子大事件』と呼ばれる裁判です。

最高裁は1974年の判決では、私学には建学の精神があることなどを理由に、退学処分を有効としました。

しかし、現在でもこの判決の考えが妥当するとは思いません。
政治活動を行った国家公務員が国家公務員法違反で起訴された事件で、無罪判決が2012年に最高裁で下されたという流れからも見て取れると思います。

男女の交際を禁止するというのが『建学の精神』というならば、そうした考えは現代では受け入れられないのではないでしょうか」

猪野弁護士はこのように述べていた。

(弁護士ドットコムニュース)

【取材協力弁護士】
猪野 亨(いの・とおる)弁護士
今時の司法「改革」、弁護士人口激増、法科大学院制度、裁判員制度のすべてに反対する活動をしている。日々、ブログで政治的な意見を発信している。
事務所名:いの法律事務所
事務所URL:http://inotoru.blog.fc2.com/

2016年06月09日

「過剰適応症候群」

自分を犠牲にして頑張る
「過剰適応症候群」とは?
自己犠牲の精神が極端に
進むと自己破滅へ!
 
 
■過剰適応症候群とは?
 
職場や学校で褒められて嫌な思いをする人はいませんよね。誰だった周囲の期待に応えたいという思いがあるからです。しかし、それが原因で周囲を気にしすぎるの問題です。
 
 
期待に応えるため、何でも完璧にこなさなければ気がすまなくなっつてしまうと心と体が悲鳴をあげても、それに耳を傾けようとしなくなり、とことん突き進んでしまいます。
 
 
これは典型的な「過剰適応症候群」の症状です。ここ数年過剰適応症候群の症状に苦しめられている人たちが増えており、今後爆発的に増えてしまう危険性があります。
 
 
 
 
 
■過剰適応症候群の特徴とは?
 
 
過剰適応症候群の症状が進んでしまうと、周囲の環境や人(特に上司などの目上の人)に対して自分を押し殺してまで「意見」や「行動」を無理に合わせようとします。
 
 
こうした背景には嫌われたくないという強い思いがあるため、周囲の人たちの気分を害した、不満などを言葉にして口に出すようなことは一切しません。
 
 
つまり、今いる環境の中で人から嫌われたり、見捨てられてしまうことへの恐怖から、個人的な都合を全て排除してでも極端な形で会社や組織に貢献しようとします。
 
 
万一会社や組織に不利益が生じてしまった場合の罪悪感が半端ではありません。
 
 
 
 
 
■期待に応えようとする思いが強すぎる?
 
 
過剰適応症候群の人は明るくて人当たりの良い人が多いので、当然他の人よりも疲労やストレスが心と体に大きな負担となっているはずなのですが、まず休もうとしません。
 
 
こうしたタイプの人は周囲から当然評価されているので、頑張りすぎて心配されることよりも、「本当によく頑張ってるな」と思われてしまうことの方が多いのが問題なんです。
 
 
しかも、評価されればされるほど人の目が気になります。そうすると例えば会社にいないときでも自分のとった行動に問題がないかといったことを考えてしまうわけです。
 
 
このため、自ら24時間誰かに監視されているような環境を作り上げてしまいます。
 
 
 
 
 
■心と体がどんどん病んでいく?
 
 
頑張れば頑張るほど苦しくなるので、自律神経のバランスが乱れて睡眠が不足となり、うつ病などの心の病を引き起こしてしまうリスクが日増しに高まります。
 
 
それでも周囲の期待に応えようとする思いがあまりにも強すぎるため、無理をしてでも頑張り続けてしまいます。こうした生き方が内臓器官に大きな負担となってしまいます。
 
 
まず胃腸炎などの胃や腸の病気になります。常に痛むようになってもその性格が災いして病院に行くどころか一切休まないので、痛みの症状がどんどん悪化してしまうのです。
 
 
こうした体の痛みをギリギリまで我慢してしまうと、当然のことながら「がん」など死亡するリスクが高い重度な病気を早期発見できなくなってしまいます。
 
 
つまり過剰適応症候群に陥ると心と体の健康を保つことが非常に困難になってしまいます。
 
 
 
 
 
■過剰適応症候群から抜け出すには?
 
 
まず人に嫌われることに対する罪悪感から開放してやることです。10人中10人に好かれるということはありません。10中3人以上の人から嫌われるものなんです。
 
 
あとの5人はどちらでもなく、残り2人に好かれれば十分なんだということをきちんと理解する必要があります。逆にいうと10人中10人に好かれる人生は辛いものです。
 
 
また、頑張りすぎて体を壊してしまったら、会社に貢献するどころの話ではありません。そうならないためにも、自分のペースで苦しくない程度にがんばることです。
 
 
極端に自分を追い込まないためにも、時には会社や組織の愚痴や不満を語ることを許しましょう。そうすることで徐々に過剰適応の症状が解消されることでしょう。
 
 
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