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2017年09月10日

イエスのさきがけとなったヨハネの象徴石“アゲート”(瑪瑙)

jesus christ baptism.jpg

ヨーロッパの古い伝説によると、かつて真珠採りたちは真珠を見つけるのに、瑪瑙(アゲート)の助けを借りたという。瑪瑙をロープに結び付け、海に投げ込むのである。すると瑪瑙は、真珠を求めて海の底を移動し始める。その動きが止まったところで真珠採りたちは海に飛び込み、ロープを辿って瑪瑙のある場所まで潜って行く。そうすると、瑪瑙が止まった場所に真珠が見つかるというのである。ここから、瑪瑙はイエスのさきがけとなったヨハネを象徴する石だという伝説が生まれた。

jesus christ.jpg

ヨハネは一般にバプテスマ(洗礼)のヨハネと呼ばれている人物で、イエスがまだ伝道活動に入るよりも前に、ユダヤの荒野で宣教活動をしていたという。聖書によれば、その頃ユダヤ人の間には、やがてメシア(救世主)が現れて、この世が生まれ変わるという信仰があった。このため人々はヨハネこそメシアだと言ったが、ヨハネは首を横に振りこう応えた。「私は悔い改めに導くためにあなた方に水で洗礼を授けているが、私の後から来るお方は私よりも優れておられる。私は、その履物をお脱がせする価値もない。」

salome dance.jpg

そこへイエスが現れた。ヨハネはイエスが自分よりも優れた者であることを知り、最初は洗礼を授けるのを遠慮した。しかし、イエスの申し出によってヨハネがイエスに洗礼を授けることになったのである。つまり、まず初めに必要になるのは瑪瑙(ヨハネ)であり、その後で真珠(イエス)がやってくるというわけだ。この場合、真珠に例えられているのがイエスだということになる。古代にあっては、真珠はそれほど価値の高い宝石だったのである。しかし、だからといって瑪瑙の価値を貶めることにはならないはずだ。ヨハネは最後にはヘロデ王の娘サロメのために殺されることになるが、それを知ったイエスは大いに嘆き、「女から生まれた者の中で、洗礼者ヨハネほど偉大な者は現れなかった。」と言ったほどなのだ。従って、ヨハネの象徴石である瑪瑙にも、それに相応しい十分な価値が認められているのである。

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