2016年11月02日
太陽まで虹に乗って旅した石“トルマリン”(電気石)
トルマリンは無色、赤、緑、黄、ピンク、褐色、黒など実に様々な色のものがあり、現在では「虹の宝石」と呼ばれている。
エジプトの言い伝えによると、遙か昔にトルマリンは、地球の中心から太陽まで虹に乗って旅をしたことがあり、このときに虹の色を吸収したのだという。
トルマリンの語源は、スリランカ(セイロン)に住むシンハリ族の言葉「tura mali」で、「色々な色を持つ石」という意味があるという。
また、18世紀にセイロンからヨーロッパへトルマリンを持ち込んだオランダ人は、この石を「Aschentrekker」=「灰を引き付ける石」と呼んだ。日本語で「電気石」と呼ばれることから想像できるように、トルマリンは温めると電気を帯び、灰や埃などを引き付ける性質があるからだ。
18世紀のアメリカの政治家、ベンジャミン・フランクリンは、稲妻と電気の同一性を証明するために凧を使った実験を行ったことで有名だが、電気を帯びる性質があるトルマリンにも大変な興味を持っていたという。彼はトルマリンを2個所有しており、1個は実験用に使い、もう1個は指輪にして常に身に付けていたという。
エジプトの言い伝えによると、遙か昔にトルマリンは、地球の中心から太陽まで虹に乗って旅をしたことがあり、このときに虹の色を吸収したのだという。
トルマリンの語源は、スリランカ(セイロン)に住むシンハリ族の言葉「tura mali」で、「色々な色を持つ石」という意味があるという。
また、18世紀にセイロンからヨーロッパへトルマリンを持ち込んだオランダ人は、この石を「Aschentrekker」=「灰を引き付ける石」と呼んだ。日本語で「電気石」と呼ばれることから想像できるように、トルマリンは温めると電気を帯び、灰や埃などを引き付ける性質があるからだ。
18世紀のアメリカの政治家、ベンジャミン・フランクリンは、稲妻と電気の同一性を証明するために凧を使った実験を行ったことで有名だが、電気を帯びる性質があるトルマリンにも大変な興味を持っていたという。彼はトルマリンを2個所有しており、1個は実験用に使い、もう1個は指輪にして常に身に付けていたという。
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