と言いながらもなぜか毎週ネットカフェなどへ行って週刊誌を読んでいます。
すべての雑誌に目を通すことはできないので、読んでいるのは数誌だけです。
以前は「週刊少年ジャンプ」を読んでいましたが、気が付いたら読むのが止まっていました。いつからだろう。
なんとなく「こち亀」が終わった頃じゃないかと思う。
そんな「ジャンプ」ですが、久しぶりに読んでみたら、相変わらず「ジャンプ」でした。
他の雑誌と比べて、やたらと熱量が高いです。紙面から寄せてくる「圧」が強くて、若年層なら耐えられるけど、50代後半の世代には眩しすぎてちょっと辛い。
「HUNTER×HUNTER」が再開したので読んでいるのですが、ものすごいネームの量に眩暈がしています。
個人的には「ルリドラゴン」の再開が待たれます。
さてそんな「ジャンプ」ですが、ちょっと異色な作品が「あかね噺」。
現代を舞台にした落語ものです。主人公は17歳の女の子。
父がなれなかった「真打」をめざして落語家の道を進むお話です。
女の子が落語をするのは「じょしらく」などがありますが、ギャグに流れず王道の「成長物語」を描いています。「ジャンプ」で落語をやって人気が出るのかと思われる節もありますが、じつはかなり人気があります。
「ジャンプ」は過去にも「ヒカルの碁」など、およそ少年マンガの題材には向かないものを大ヒットさせた実績があります。まったくもって油断がならねぇ。
管理人は落語はあまり聴かないのですが、日曜の早朝にやっているNHKの「演芸図鑑」は毎週見ています。
日曜日の朝5時15分にリアルタイム視聴しているのです。どうでぇ驚いたかい。
それから、中学生の頃に落語を「読破」したことがあります。
たしか講談社文庫の「落語文庫」(全18巻)だったと思いますが、当時の担任から借りて、全部読みました。
われながらガッツのある中学生だと思います。なにが彼をそこまで駆り立てたのでしょう。
ということで「あかね噺」。
途中から読んで面白かったので、コミックスで1巻からあらためて読んでいます。
これを読んで落語に興味を持った中学生に、「落語文庫」全18巻を読破して貰いたいものです。
さてここで表題の「裏は花色木綿」に繋げてオチをつけようとおもったのですが、まったく繋がりませんね。
どっとはらい。
価格:460円 |