猫は人間よりはやく成長して老化を迎えるので、日々の観察が大事です。
最近、シロ茶さんの観察をサボったせいで、巻き爪になっているのを見逃しておりました。
シロ茶さん、ごめんね。巻き爪が肉球に喰い込んで出血していました。
「巻き爪」というのは人間にもありますが、猫の場合は写真のようにアンモナイトみたいな爪になって、肉球に喰い込んだりします。痛いです。
猫の爪は玉ねぎのように内側から新しい爪が出来てきて、爪を研ぐことで外側の古い爪がスポッと取れたりします。爪とぎはとても大事なお仕事なのですが、高齢猫になると爪を上手く研げなくなったり、サボるようになります。そうすると古い爪が抜けずにどんどん肥大化してゆくのです。
とくに前足の親指、というか狼爪は、爪とぎがかからない位置にあるので巻き爪化しやすい箇所です。
シロ茶さんは前足に二箇所も巻き爪があったので、急いで獣医さんに行って、処置をしてもらいました。
巻き爪および他の爪のカットと抗生物質処方で2500円でした。ご近所の獣医さん、じつはけっこう安いんです。
猫を飼っている方は、ときどき猫の爪を切ってあげてください。
もしも巻き爪になっていたら、自分でも処置可能ですが、できれば獣医さんに行った方が安全です。
猫も10年以上生きていると、もうシニアの仲間入りですよ。