9月になってもまだしぶとく暑い日が続いています。
某日、仕事から帰って、スクータを車庫に入れようとしていたら、庭の端に見慣れた影がありました。
ときどきエサをねだりにくるなつかなさんでした。
「元気にしてた?」「メシをください」「いつまでも暑いね」「メシをください」
というかみ合わない会話をして、猫缶とカリカリを皿に入れて置いてやると、モリモリ食べて、しばらく寛いでから去って行きました。
なつかなさんは外ネコですが、あまり病気に縁が無いようです。
自宅には現在は5匹の猫がいますが、みんなそれぞれに何かの病気をしています。
いちばん古株のしぃさんは、オスなので油断していると尿道閉塞になります。過去に数回、尿の出が悪くなったことがあります。いずれも結石が原因ですが、完全に尿閉になると、急性腎不全や尿毒症を引き起こし、数日で死亡します。
しぃさんは現状では食餌療法で症状を抑えていますが、オス猫の宿命なので、注意しておくしかないのです。
ほかにも胆管炎で急激にやせてしまったなつかなさんは、現在はもちなおしていますが、口内炎でお悩みです。抗生物質を飲ませたいのですが、薬を断固拒否するタイプなので、獣医さんで注射してもらってます。
フォウさんも最近、水を飲むときの挙動が不自然になって来たので、口内炎か歯肉炎の疑いがあります。
抗生物質のカプセルから粉末を取り出して、猫缶に混ぜて与えてみたら、「味がおかしい」といって拒否しました。
どいつもこいつも薬が嫌いすぎる。
錠剤の場合は、口を片手で開けて、もう片方の手で喉の奥に錠剤を放り込んで、口をパクンと閉じて上を向かせてやると、反射的に飲み込みます。
ただし、上手くいくのは1回だけで、2回めは警戒して大暴れします。
猫におとなしく薬を飲ませる機械が出来たら、5万円までなら買います。