「銀河大計画」というタイトルの同人誌を長いこと製作しております。
同人誌なので、自分で印刷屋さんを探して注文するわけですが、原稿やお店によっていろいろと手間や料金が変わるので難しい問題のひとつです。
管理人が発行している「銀河大計画」は、評論とかエッセイとかコラムとか、基本的に「文字」ばっかりです。
よほどのモノ好きでないと、手に取って読む気にもならない。
マンガだと、わりと気軽に見てもらえるのですが、テキスト主体はほとんど需要がないですね。
20年以上前だと、同人誌印刷は基本的に「紙」原稿を印刷屋さんに入稿して、それから面付などをしてもらって製版・印刷・製本という順で作られていました。
とくにマンガ原稿は、ケント紙や上質紙に黒インクで描くのが当たり前でした。
文字原稿の場合は、プリンタで紙に出力して版下にするのが普通でした。
21世紀になり、現在では「データ入稿」「デジタル入稿」が当たり前になっています。
文字原稿の場合は、Word等で書いて、PDFファイルに出力してネットで入稿。
マンガの場合も、CLIP STUDIOなどのマンガ作成ソフトで描いて、デジタルデータで入稿。
そういう感じです。もちろんマンガなどは今でも「紙原稿」での入稿もアリですが、数的には少数派になっているのではないかと思います。
今回製作している「銀河大計画2022」も、本文はWord等のワープロソフトで書いたうえで編集し、版下用にPDFファイルで出力したデータを入稿しています。
表紙はカラーにしたかったので、画像編集ソフトを使って写真やテキストを組み合わせて作成しました。
これはjpgファイルにして入稿しています。
同人界隈も、デジタルスキルが無いと、活動が不自由になるので、皆さん日々研鑽されているようです。
そんなことで、最近の同人誌の印刷は、ネットで注文・入稿がメインです。
利点は、速くてちょっと安いこと。紙原稿のように、郵送などが不要なので、真夜中でも入稿できます。
原稿版下がテンプレートに沿っていれば、面付の手間も格段に速いので、最速で1営業日(翌々日)で出来上がり。すごいね。
部数も、最小で1部から出来ますので、自分だけの本を作りたい人はチャレンジするといいかもしれない。
管理人は、ネットで有名な「ラスクル」という会社にお願いしています。
ただし、ネット印刷に限らないのですが、表紙のデザインや目次、奥付、各ページのレイアウトや頁番号など、細かい仕事はすべて自分でやるのが前提です。印刷屋さんは製本はしますが、デザインなどはやりません。
「銀河大計画2022」は管理人がデザインと編集を行って、まもなく出来上がります。
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