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この本を読んで、私の娘が泣きました
。 「こんな風にフォローして欲しかった
」娘は現在24才。
社会人3年目です
。 ５才の時にADHDの疑いと
診断されました
。 22才で入社して、窓口業務にたずさわり
ました。
窓口では、いろんなお客様を相手に、臨機
応変な対応と、速く正確な処理をしなくて
はいけません
。ADHD の特性から考えると、娘にはとても
過酷な業務でした
。娘はよく頑張りましたが、ミスを連発
しました。
23才で、ADHDと診断され
、 薬を飲み始めました
。 薬を飲むようになって、ミスが減りました。
それでも、ミスは無くなりませんでした。
娘なりに、ミスを減らすために
・処理の手順を細かく書く
・処理をする時に、書いた覚書を
見ながら処理をする
他にも、クリアケースやバインダーを駆使
して、書類をなくさないようにしました。
自分以外にも、ミスをする人がいると、
覚書をファイルに貼ってあげたり
。でも職場の先輩から
「そんなこと、しなくていいから。」
娘の、周りに理解してもらえない
苦しみ
。自分で自分を責める
。・ミスをしてしまう自分
・仕事の優先順位がわからない自分
・段取りが悪い自分
こんな中、娘はよく頑張りました。
直属上司のパワハラもあって、
1年半で課を移動になりました。
そんな娘が、
「こんなこの本を読んでフォローを
してほしかった
。」と泣いた本です。
「発達障害・グレーゾーンのあの人の
行動が変わる言い方・接し方」
野波ツナ
監修 宮尾益知
滝口のぞみ
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娘がこの本を読んで特にささったところ
を、紹介します。
❶×「〜しないで。」
指令でやめさせる。 ↓
〇「〜して。」
肯定的な
指令で伝える （娘の気持ち）
「〜しないで。」の指示だと、結局何
をすればよいのかがわからない
。 ❷×「自分で考えて。」の指示では、
できない
。 ↓
〇具体的な指示を与える
（娘の気持ち）
やる方法を複数思いつき、思いつくが
どれを実行すればよいかわからない。
どの方法も、全て正しい方法に思える。
同時に、全てが間違っている方法にも
思える。
その結果、パニックになって何も手に
つかない
。 ❸×「報告・連絡・相談をしてください。」
↓
〇「いつ・何を言うか」掲示する
目につくところに書いて貼る。
（娘の気持ち）
どのタイミングで言えばいい
かわからない
。 娘はこの本を読んで、
「そうそう、それそれ
。 それに困ってたの。
言葉でうまく言えなかったことを
うまく説明してくれたー
！」 娘は、大粒の涙がぼろぼろとこぼれ
たそうです
。 本来はこの本は、「発達障害・グレーゾーンの
人」と接する人用の本です
。 ですが、ADHDの当事者である私と娘が
読んでも たくさん気づきがありました
。 （もちろん、個人差があります。）
自分が困っていた理由がわかったり、
対処の仕方を知ることもできました。
本当に目から鱗です
。 発達障害・グレーゾーンの当事者、
またその周囲の人との架け橋にも
なってくれると思います
。 野波ツナさんは、
アキラ
「旦那さんはアスペルガー」シリーズの著者でも
あります
。このシリーズは累計20万部
に達する話題作なのでご存じの方も多いのでは？
野波ツナさんが
発達障害の旦那さんと生活して得た実体験と、
取材で得た知識をすべて公開。
どんなに言っても変わらない
家庭や職場の発達障害・グレーゾーン
のあの人にズバッと伝えるスキルの集大成
ぜひ一度、この本を読んで
みてくださいね。
あなたの困っている相手が、発達障害やグレ
ーゾーンでなかったとしても
この本の方法で、うまくいくことが
あるかもしれません
。発達障害・グレーゾーンの人がいい感じ
に行動が変わる言い方・接し方
なら、一般の人にはもっと効果があるのでは
？と私は思うのです
。ユニバーサルデザインの商品って
一般の人の人にも使いやすいでしょ
？一度お試しあれ
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